プロジェクトが立ち上がるとき、おおよそ3つの役割に分けられる。
一つ目は、アイデア。
とにかくアイデアが豊富、突飛なことを考えたり、全く違うモノ同士をコラボさせたりする。
想像力がすごい、目の付け所がすごい。ふわっとしてるけど、刺激をたくさんくれる。
二つ目は、整頓。
そのアイデアを実行するならどうすればいいか。
アイデアマンの思考を、誰でも分かるように標準化する。
得意な人と協力したり、入念な土台作りをしたり。アイデアを形にしてくれる。
三つ目は、コツコツ。
アイデアマンのアイデアを整頓したあと。
それを進めていくのは、コツコツできる人。
決めたこと、ブラッシュアップしたそれを、地道にコツコツやっていく人が重要。
どのポジションも重要で、どのポジションが欠けても、いいものはできない。
すごく可愛い洋服のアイデア、それを型に起こして量産する準備、それを量産して市場に送り出す。
どれも大事だからこそ、お互いに尊重しなきゃいけない。
自分がスゴいと思うこともあるけれど、その周りには支えてくれる人たちがいる。
お互いに補完しながら、一つのプロジェクトは動いていく。
得意なことを見つけて、それに取り組めるように。
得意じゃないことは、周囲の誰かが気持ちよくやってくれるように。
アイデアか、整頓か、コツコツか。
どれも大事な工程なんだけどね。