中途採用の面接をやっていたとき。
8割くらいの方がPC等で作成した履歴書だった。2割くらいは手書きの履歴書。
正直なところ、どっちでもいいな。と感じていた。
手書きのいいところは、字が綺麗であればプラスに作用するということ。
それが一番大きいところではないだろうか。
PC等で作成された履歴書の場合はどうか。
募集していたのが事務職だったので、いろいろと突っ込んで面接をすることができた。
その材料の一つにしか過ぎなかった。
内容でいえば、数字、アルファベットの全角/半角は整っているか、改行やインデントはされているか。句読点はあるか/ないか。
何を使って作られたのか。ワードなのかエクセルなのか、ウェブのアプリケーションなのか。
それをどうやって出力したのか。
自宅のインクジェットプリンタでA4枚に出力する人もいれば、コンビニでA3サイズに印刷する人も。
顔写真のところを、別で貼る人がいれば、サイズに合わせて加工し、カラー印刷する人も。
つまりPC等で作られた履歴書は、事務スキルを判断するにはもってこいだった。
エクセルで作成し、PDFで保存、セブンイレブンのコピー機で出力。
なんてことができれば、事務のレベルで安心感がある。
よくわからないんだけど、インターネットで作って、家のカラリオで印刷しました。みたいな人もいるので。
インクがかすれていたり、滲んでいたり。それが直接の要因にはならないけど、判断材料としてはいい感じに使える。
同時に、職務経歴書も持ってきて頂くのだけど。
それもどうやって印刷したとか、何を基準にしたとか、フォントは何を使うだとか。
そのあたりを聞くと、やっぱりスキル差が分かる。
面接する側としてみれば、PC等で作った履歴書のほうが面接しやすい。
ただ、字が綺麗なのであれば、手書きの選択も充分にあるのではないだろうか。
時々、びっくりするくらい綺麗な文字が書いてあることがあるから。