情報発信って大事だよね。
先日、東京で開催された特別対談でお手伝いをしてきました。
3名のエンジニアの方が、エンジニアになろうと思ったきっかけや、マネタイズに結びつける過程などをお話してくださったのですが。
その中で強く言われていたのが「発信が大事」ということ。イベントのハッシュタグも「#技術力発信力対談」 と発信することがポイントだったようです。
登壇者の皆さんの一番近いところで、タイムキーパーをしながら「発信力ってなんだろう」「どうやったら身に付くのだろう」とずっと考えていました。
90分ずっと考えた結果は、まずは「手を挙げよう」ということだったんです。
どうして僕はここにいるのだろう
「手を挙げる」ことにたどり着いたのは、まさにイベント中に考えていたからでした。
どうして僕はここにいるのだろう。
つまり、僕がイベントのお手伝いをさせてもらっているのはどうしてだろう。と。
思い出してみると、対談イベントが決まりそうなときに「僕、お手伝いします!!」と言ったのが、スタートでした。
以前からお付き合いがあったとか、知り合いだったというようなこともありますが、それ以上に「お手伝いします」と言ったことが重要だったと感じています。
受動的か能動的か。これが情報発信の原点なんだと「僕はお手伝いする意思があります」と伝えるために、やるよ!と手を挙げた。
これができるかできないかが、その先に大きな差を生む、そう感じました。
今までは待ちすぎていた
僕が自己表現ができるようになったのは、ここ数年のこと。自分から言わなきゃ誰も分かってくれない。そんな環境に身をおいたからでしょう。
仕事でも家庭でもない環境、同じ方向に向かっていない場所。
仕事や家庭は、誰かが声を掛けてくれるんですよ。それぞれに利益があるし、頻繁に顔を合わせるので。
そうじゃない場所に身をおいたとき。これは自分で切り開いていかないと居場所が無いと思ったんです。
やりたいことがあれば「やる!」、興味があれば「知りたい!」と、手を挙げて口に出す。
ただそれだけのことを、今までは全くできていなかった。
今は手を挙げられるようになったし、自分の気持ちを言葉にできるようになりました。
ブログやSNS、GitHubで発信することは重要だし、多くの人に伝わります。
それが難しいな、と思うことがあるなら。
まずは「手を挙げて」みてはいかがでしょうか。
「やりたいです!」「好きです!」「興味があります!」「詳しく知ってます!」「○○を持ってます!」
それだけで、自分の環境が大きく変わります。アカウントを作ったり、サービスを利用する必要もない。まずはしっかりと手を挙げること。
そうすると拾い上げてくれる人が現れ、新しい何かと結びつくことができる。
エンジニア3人の話に近づくことができたのは「やります!」って手を挙げたからだと思っています。
素敵な経験と、興味深いお話、ありがとうございました。
左から
神里よしと(@yoshito410kam)さん、迫佑樹(@yuki_99_s)さん、やまもとりゅうけん(@ryukke)さん