面倒な繰り返し作業があったので、RPAに委ねてみた。
RPA(=ロボティック・プロセス・オートメーション)を使って自動化させる。
手順書のようにシナリオを作り、それを順に動作させる。
1.エクセルのファイルを開く
2.セルにある値をコピーする
3.ブラウザにあるボックスAにセルの値をペーストする
みたいなように、本当はもっと細かな設定や動作指示が必要なのだけど。マイクロソフトが提供してくれているPower Automate Desktopで、ずいぶんと楽をさせてもらった。
RPA、RPAと言われると、ロボットの導入にばかり気をとられてしまうが、大事なのはその業務内容を精査することだ。
ロボットに歩み寄った内容にするだけでなく、そもそもその業務が必要かどうかを吟味する必要がある。
その業務を省いてしまっても成り立つなら、そもそもRPAにする必要もない。
また、人間であればいい感じに仕上げてくれる箇所も、ロボットは言われた通りにしか動かないので、元データを手入れする必要も出てくる。
だとすれば、その手前にデータの精査や、フォームによる入力などでデータの整形を考えてあげる必要もある。
目の前のそれをロボット化するだけでなく、前工程、後工程とのデータ授受や、そもそもの運用を考える必要がでてくる。
だからこそ、ロボット化がすごく面白くて興味深くて。このタイミングでテコ入れできるぞ!なんて思うのだけど。
クオリティを保ったまま、いかに楽できるかがポイントだ。
楽することはいいことだ。どんどん手間を減らしていく。
そうやって、どんどんと改善していかないと、アップアップしたまま終わってしまうのだ。
業務効率化とPRA、身の回りの小さなことでも、改善していきたいもの。