取引先や担当者によって、知識や情報の量は違う。
知識や情報が足りなくてA案とB案を、ただ並べただけでは優劣が付けられないこともある。
そんなときに手を差し伸べてあげたい。メリットやデメリットをきっちり伝えて、相手の理解を深めてから、さてどちらにしましょうか、と。
利益率が良い方、作業がしやすい方、なんて選び方や誘導の仕方もあるかもしれないけれど。
面倒だからAを推す。みたいなことはしたくない。
相手の求めている以上の提案をして、ちょうどいいくらいだと思っているから。
後から不満がたくさん出てくる可能性だってある。だからこそ最初が肝心で。
最初に良い面も悪い面も全部吐き出してしまって、相手に判断を委ねたい。
それは、相手が求めている以上のことであってほしいし、難しくて丸投げしてしまうクライアントなら、全力で拾ってあげたいと思うのだけど。
一線を引いたようにドライな関係でいるのであれば、足繁く通う必要もないのだ。
どんなスタンスで取引先と付き合うのか。雑に扱うような人であれば、この人とは仕事をするのが無理だなーと思う瞬間なのである。