過去にしがみつきたいんですよ。
今まで積み上げてきたモノを大切にしたいんですよ。
いつの間にか、今までの常識がそうじゃなくなるときがある。
自分の中では当たり前だと思っていたことが、いつの間にか世の中から大きくズレていることがある。
将来なりたい職業に「ユーチューバー(YouTober)」がランクインするようになった。
「なーにバカなこと言ってんだか」と思っていたが、感覚としては"芸能人になりたい"程度のものだろう。
いつの間にかメディアがテレビからネットに移ってきているのを、肌で感じないといけない。
個人の技術を売れる時代にもなった。
小学生のお手伝いでもなければ、文化祭でのクラスの出し物でもない。
ある程度の年齢の人が、技術を売っているのだ。
その技術も大したことない。
というか、それでいいのかよ。と思うレベルの人さえいる。
お金を払ってもいいと思わないということ。
それは、僕が勝手に思っていることで、相手のターゲットも僕ではないだろう。
ただどこかで求めている人がいて、そこに対して売れているということ。
ビジネスというのは、そういうものだ。
最近、言ったもの勝ち、やったもの勝ちということが身に染みてわかる。
— スズキ@今日も絶好調ブロガー (@acogale) May 5, 2017
周りがそのレベルかよって嘲笑したところで、ビジネスになればそいつの勝ち。
自分が決めたモノサシを持つことは大事だ。
それを軸に、良いこと悪いこと、やりたいことそうでないことを判断しなければいけない。
ただ、そのモノサシが、その軸が強固過ぎると、時代に取り残されてしまう。
クソみたいなサービスだと思っても、世間一般からは受け入れられるかもしれない。
自分ひとりが思っていることなんて、ちっぽけなモノなのだ。
プロだとか、経験者だとか、そういう目線も必要だけれど、そうじゃない人たちがどんどん活躍している。
明治のチョコレート「THE」のパッケージについても、若い開発者が年配上司の意見をバッサリ切ったという話を聞いたことがある。
結果、高価格帯のチョコレートにも関わらず、売れ行きバツグンとのことだ。
自分が積み重ねてきたもの、経験、直感。
そういったものを大事にしなければいけないのも充分わかる。
が、「どこかに新しい風が吹いている」ということも忘れてはならない。
ちょっと限界かな、ちょっと周りに合っていないな。
そう思ったときは、自分自身をスクラップアンドビルドして、新しい自分に生まれ変わることも必要だ。
最近、若い人と意見がぶつかることが多くなった。
自分自身が年を重ねているのを実感すると同時に、ここで改めて生まれ変わることも必要なのだろう。
ちなみに明治のチョコレート。
僕はオレンジ色が好きだ。