ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

言葉を正確に捉えた上で、それを気にしないこと

誰かの主張を読むときに、"それ以外"のことが書かれていないことがある。

 

例えば「最近の若いやつはマナーがなっていない」

という主張があったときに、最近の若いやつじゃない人たちはマナーを守っているのかどうか、具体的ではない。

 

これを反対解釈のように、読み取っていいものなのかどうか。

「最近の若いやつ」は具体的でないし、「マナー」も具体的ではない。

 

主語が大きいと言われることもあるし、変な言いがかりをつけられることもある。

というわけで、雰囲気でしか伝わらないし、反論の余地もたくさんある。

 

かといって、本当に厳密にしてしまえば、主張は成り立たなくなるし、そもそも一般的な会話もできなくなる。

その当たりも含めての会話なのだけど、基準となるラインをどこにもってくるかで、大きく歪んでしまうのだ。

 

結局のところ、強い主張をしようとすれば、その他の意見や、曖昧な記述はバッサリと切り落とされるし、そのほうが分かりやすい。

 

そのバランス感覚が優れている人が主張すると、場が活気づくのだと感じている。