こんにちは、スズキです。
最近よく聞くことは「シェアリングエコノミー」
所有するのもいいけれど、無駄になるならみんなで仲良くシェアしようという話。
シェアリングエコノミーが発達したおかげで、僕はカーシェアリングをよく使うようになりました。
スマホから予約をしたら、駐車場に止まっているシェアリング用のレンタカーに乗ることができる。
便利な仕組みです。
ただ、100%お客様という考えでは難しい。
僕が使う前に使った人が、ちょこっとゴミを落としてしまうかもしれない。
そんなときにイライラわめき散らかしてもダメなのがシェアリングエコノミー。
大きな心で、まぁしょうがないか。と思いながら、片付けをしてあげる。
もちろん規約やルールで云々という話もあるが、そこはお客様ではなく"共同利用者”という気分でやっていかなければ。
そうでなければ、うまくいかないのがシェアリングエコノミー。
ででーんと待ち構えているお客様気取りの人には向かない仕組みだと思っている。
いつの間にか、みなさんが共同利用者になり、他の人を支えている面だってある。
例えばツイッター。
「リツイート」や「いいね」がほしいのかもしれないけど、事故があったとき、災害があったときにいち早く気付けるのはツイッターのおかげ。
別にツイッター社が、新聞社のように何かしてくれているわけじゃない。
ツイッターのユーザーが、自発的に、親切心でいろいろな情報をアップしてくれている。
電車が止まれば「電車が止まっている」と教えてくれて、駅が激コミだったら「改札から中に入れない」と教えてくれる。
ここのお店はごはんがうまい、ここのお店は明るくてキレイ。
そんなことも、ツイッターには載っている。
というのも、ユーザーのみなさんが、支えてくれているから。
いつの間にか、情報のシェアリングが始まっているのだ。
その昔も情報のシェアリングや、人生のシェアリングがあった。
部長が「オレの若いころは~~~」と話をするのも、経験のシェアリングだろう。
それが良い、悪い別にして、シェアリングの文化があったのだ。
いつの間にかツイッターがそれを担い、みんなの間を取り持ってくれている。
最新の情報、最新のデータ、それを送ってくれているのは、普通のみなさんなのに。
ツイッターというプラットフォームがあるからこそ、発信者側、受信者側が便利に使うことができているのだ。
Yahoo知恵袋も、教えてgooも同じ。
知識のシェアリング。
別に給料をもらえるわけでもない、スターやベストアンサーの称号が手に入るだけ。
だけれど、自分の知っていることを教えてあげたいと思う人がいる。
それはただのユーザーではなく、共同で支えてくれている共同利用者なのだ。
わざわざ労力を使い、見ず知らずのあの人のために回答をしてあげてると思えば、なんて素晴らしいことなのだろうか。
人と人との接点が、、、、と言われているけれど、つながるところではしっかり繋がり、それが今となっては知らない人と繋がっているだけなのかもしれない。
100%お客様気分でいる人、そこにコストをかけられない人。
いつの間にか、時代から取り残されてしまうような気がする。