ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

熱量のバランスがつり合わない人とは距離を置こうと決めたこと

誰かと約束をするとき、お互いの熱量が違うことはよくあります。

それはプライベートでも、ビジネスでも同じで。

 

10年ほど前のクリスマス、ホテルのレストランで働いていました。その日のディナーは1人12,000円のコースだけ。予約はあっという間に埋まったのです。

 

ワインや追加のチーズ、デザートなどもあり、2人で50,000円ほど。そこにどれだけの熱量があるのか、お客様によっても様々でした。

日常の延長線の方、今日こそは、と張り切っている方。そんなお客様を見るとサービスする側も頑張らなきゃ、と思ったものです。

 

お二人でいらっしゃるお客様のゲスト側の方も同じく、相手の期待に応えるかのように振舞ってみえる方ばかりでした。そんな素敵な空間で仕事をしていたのも懐かしい思い出なのですが。

 

 

レストランの外でも、そうやって熱量のバランスが取れた人たちばかりだといいのですが、一方で全くそれを感じないこともあります。

約束が守られなかったり、気持ちを理解してもらえなかったり。

 

相手に興味がないのか、傲慢なのか、断りの連絡すらないことも。単純に熱量の違いなのでしょう。お互いの価値観、お互いの常識で生きているので、それは仕方ないことです。

 

何度もお伝えしたところで、理解されないのであれば身を引くことを覚えました。損切りしてしまえ、と。

それによって、相手に不利益が生じることがあったとしても、甘受してもらおうと。

 

この気持ちの突っ掛かりが取れたら、ちょっとだけ前進しそうな気がするんですよね。

ズバっと勢いよく決めてしまうこと、損切りすることが僕には必要なのかもしれません。

 

お互いの程よい熱量を感じながら、ぐっと距離が近づけるように、日々精進していくところです。

 

損切り

損切り