「オフレコなんだけど」「公開できない話なんだけど」「ここだけの話なんだけど」
話の内容は、企業秘密というほどではない。
ただ、情報の取り扱いを注意しなければならないものだったりセンシティブな内容だったり。
そのリアクションを、自分の中でコントロールできる人数にしか伝えたくない。
だから、「ここだけの話」が生まれる。
いかにして、ここだけの話をたくさん聞くか。
それは、ここだけの話の密度が非常に濃いから。
より具体的に、より核心に迫った話を聴くことができるから。
場を見極めて、ネタの匂いをかぎ分けて。
「ここだけの話」があふれる場所にいたいものだ。
決して出し渋っているわけではなく、解釈の違いや、情報の精度から、広い範囲で伝えることが不適なものが多い、ということなのだから。
本当の話をちゃんと聞いておこう。