スマホを機種変更した。
iPhone7Plusを使っていたのだが、バッテリーの最大容量が当初の77%に。まる1日もたないことも増えてきたので機種変更。
後継のiPhoneXsに。キャンペーンでお手頃価格で手に入れることができた。
もともとガジェットが好きだったことや、携帯電話ショップ向けの研修をしていたこともあって、端末間のデータ移行に抵抗はなかった。
各種ID、バックアップのしかたも分かる。それでも、機種変更とデータ移行には手間取ってしまった。
高機能化、大容量化によるものだった。
旧スマホから新スマホにデータ移行させるだけで3時間ほど。数十GBの容量があれば当然のことだ。
操作自体は非常に簡単。新スマホを旧スマホに近づけておくと、データ移行しますか?というようなメッセージが出てくるので、画面に沿って操作をしていくだけだ。
新旧スマホが使えない3時間が過ぎた後、個々のアプリの設定をしていくのだけれど。
Appleから標準で提供されているアプリは全く問題がなかった。
というか、Safariなどの閲覧履歴も綺麗に移行されていたのにはビックリしたけれど。
サードパーティーアプリの設定がすこぶる面倒だ。
銀行の認証アプリは再設定が必要。再設定には銀行に登録してある電話番号での認証が必要で、僕の場合は自宅の固定電話にしていた。日中の時間帯に自宅で再設定しなければいけない。
他にも認証番号を発行してくれるAuthenticatorの再設定、おサイフケータイのカード再登録、各種IDへの再ログイン。
全ての設定をすると、半日以上かかりそうだ。
IDやパスワードが分からなければ、その再発行の手続きも必要だ。
10年、20年前の携帯電話の時代はアドレス帳の移行だけだった。しかも赤外線が付いたモデルであれば、自分の手元で数十秒で終わった。
今やスマホはただの電話ではない。パソコン並の機能や情報がつまっている。
と考えると、データ移行だけで一苦労なのも納得。
とはいえ、ここまでスマホに依存していていいものだろうか、と不安になることも。破損・紛失時には大きなダメージを受けるだろう。
困らない程度にそれをバックアップできている人はどれくらいいるのだろうか。
機種変更から3日経った今、まだ移行しきれていない機能がいくつかある。もう少し簡単になったらいいのにな、と思いながら数年はしっかり使ってやろうと思ったのだ。