6月下旬には夏至がある。
今は太陽が出ている時間が長くなっているとき。
19時を過ぎても、まだまだ明るい。
「えっ、もうこんな時間なの」と思うこともしばしば。
子どもの頃もそうだった。
夕方に鳴る市内放送が無ければ、家に帰る時間が分からない。
「暗くなったら帰るんだよ」というのも難しいのだ。
夕方の放送が鳴れば家に帰る時間。
そうやって子どもの頃を過ごしてきた。
時計を見ないとき、太陽の光が生活の軸になっていた。
まだ明るいから大丈夫、まだまだ時間がある。
もちろん室内光の明るさなんて比べ物にならないくらい刺激的な太陽の光。
日没後も、数十分は明るいんだよね。
ふと気づけば、ちびまる子ちゃんも、サザエさんも終わっている。
時計の時刻、太陽の時刻。
そのギャップが大きくなるのも、6月の特徴だ。
日没後に出てくるマジックアワーを楽しみながら。