値付けは難しい。
それは売る側であっても買う側であっても。
自分が目指しているちょうどいい金額、それがマッチしているかどうか。
原則として、低価格は低価格なりの結果になる。
あぁ残念だな、と思うことが多いのは、お値打ちなところ。
痒い所に手が届かないことを、コストで補っている感もある。
売り手と買い手。
二人だけの問題ならまだいい。
お互いが納得しているのであれば。
問題は、買い手が複数いる場合。
カフェのお客さん、バスの乗客。
1杯200円のカフェと、1杯800円のカフェでは客層が違う。
それは、売り手と買い手の問題ではなく、買い手と買い手の問題だろう。
どうしても安いものに飛びつきがち。
特にラニングコストがかかるものであれば、毎月の試算をしながら悩むことも。
安ければいい、高ければいいわけじゃない。
お互いがちょうどいい価格、それって本当にちょうどいいのだろうか。
心地いい生活をするために、層を見極められるようになりたいもの。