ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

当たり前に、省エネでできることが、あなたの一番の強みになる

2020年が始まり、自分自身について深く見つめ直すことがある。

自分は何者なんだろうか、これからどうしていきたいのか、成し遂げたいものや、つかみ取りたいものはあるのだろうか。

 

毎日の生活のためにやらなきゃいけないことや、将来へ向けて準備しておくこと。やらなきゃいけないことがたくさんある。

 

その中で「自分の強み」ってなんだろう。と考えていた。考えていたけど、分からない。自分自身を客観的に見るのは難しい。

 

それなら、他人の強みは何か、という視点で見たとき。あの人はしゃべるのが上手だ、あの人の撮る写真は綺麗、あの人のフォロー力はすごい。

なんて、他人の強みはたくさん見つかる。嫉妬してしまいそうなくらいに。

 

実際に聞いてみたのだ。

強みが目立つ人に、どうやったら、そんなにスゴい○○ができるのか。と。

口を揃えて言われたのは「強みだなんて。僕なんて別にたいしたことないですよ」だった。

 

謙遜しているとかではなく、本当に「たいしたことない」と思っているようだった。

 

たいしたことはないけれど、他の人以上にそれと関わっている。しゃべるのが得意な彼は、積極的に発言する。最近、YouTubeを始めたらしい。

写真を撮る彼は、いつもカメラやレンズを持ち歩いていた。

フォローが得意な彼は、スマホでずっとメッセージのやり取りをしていた。

 

もう少し詳しく話を聞いてみると、それらのことに、全く抵抗がないらしい。

写真を撮る彼がいうには、綺麗な写真を撮るためなら、荷物が増えても苦にならない。というか、それが当たり前でしょ?と。

 

別の誰かが見れば、重い荷物を持ち歩くだけのパワーとガッツがあるんだ、スゴいな。となるけれど、本人は当たり前の習慣として染みついているようだ。

当たり前すぎて、自分自身が「頑張ってます!!」と気付かないのだろう。当たり前だから。

もしくは、省エネで対応できるから。全く苦にならないのかもしれない。

 

パソコンの前で10時間、ゲームや作業ができるとしたら、それは強みの1つなのだ。

開店前のお店で2時間待つことができるなら、それも充分に強みになる。

 

誰かが苦手だと感じるもの、僕には無理だなと思うことを、そんなに抵抗なくできるのだとしたら。それはあなた自信の強みになる。

 

クルマの運転が苦手な人からしてみれば、クルマの運転をしてくれる人は強みを発揮しているし、決められた時間に決められた駅にいることは、乗り継ぎ下手な人からすればめちゃめちゃ強みを発揮している。

 

「なんだよ~、あいつできないのかよ」と思った瞬間があれば、実はそれは自分自身の強みなのかもしれない。

強みというのは、当たり前で抵抗がないもの。突出して飛び出ているわけではないということだ。