「みんな、上手いんだよ」
とブロガーの友人氏に言われたのは、ずいぶん前のことだった。
ブログと写真。
一緒に遊びに行って、写真を撮って、気付いたら記事ができあがってる。
写真も上手だし、文章も上手、情景の切り取り方や、醸し出す空気が上手。
でも、それを上手だとは思わなかった。なんせ、比較するモノがなかったから。
みんなが当たり前にやっているそれは、当たり前でしかなかった。
「このレベルが普通なんだ」
でも、それは、実は、とても上手なものばかりだった。ようだ。
上手な人の輪の中に入れてもらい、同じ歩調で歩いてみる。
そうすると、その当たり前が自然でしかなかった。
取り組み方、考え方、立ち居振る舞い。
素敵なみんなのことを、当たり前だと思っていた。
当たり前のそれ、で終わってもいいのだけど、よくよくじっくり考えてみると。
すごく上手な人たちの集まりだったのだ。
そんな中に飛び込めた自分はラッキーだったのかもしれない。当たり前に見るハイレベルな人たちを、普通と思ってしまったからこそ、頑張って追いつこうとしているのかもしれない。
周囲のみんなに助けられて、少しずつ成長しているようだ。
いつの間にか、そういう仲間の輪に参加させてもらえていることに、もっと感謝しなければいけない、と思うのだけど。