ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

V1、VR、V2、自分が決めた離陸決定速度を超えたら、全力で飛び立つしかない。

まずは飛行機の話。

離陸の際、滑走路上を飛行機が加速する。

燃料、乗客や荷物、飛行機そのものの重量、気温などによって飛行機が地上を離れるときのスピードが違う。

 

滑走路上を加速する飛行機には、3つの目安となる速度がある。

 

それが、V1、VR、V2と呼ばれるものだ。

V1は離陸決定速度、VRはローテンション速度、V2は安全上昇速度。

滑走路を加速中にエンジンが止まるような重大な故障が発生した場合。そのときの速度がV1以下であればエンジンの出力を絞り、ブレーキをかけることで滑走路内に止まることができる。

 

V1以上の速度になると、オーバーランする可能性があるため離陸続行となる。つまり無理やり飛び立つのだ。

滑走路の長さ、風向や風速、その他さまざまな条件からV1の速度は決まっている。

 

日常生活でも同じ。

もちろん損切りの必要はあるけれど、それはV1の手前にいるときだけ。

 

V1を超えたらあとはとにかく飛ぶしかない。とりあえず飛んで緊急着陸。

だからV1まで全力で走りながら、無理と思ったら止める。V1を超えたらあとはとにかく飛ぶ。

 

そんな気持ちで、そんな気持ちで毎日滑走路を走り出す。

行ってしまえ!!!と。頑張って走りだそう。