ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

ズルい自分を卒業しないと、この先は無いと思った

心をえぐられる文章と出会うことが、自分自身を考えさせてくれる。

 

芸能事務所のマネージャーさんが退社したときの記事(note)に出合った。

事務所やマネージャーに興味があったわけではないが、何かの縁で開いてしまったのだ。

 

note.com

 

 

その中にあった言葉に、がっつり頭を殴られた。

 

 

メディアに出る側と出ない側。

僕らはタレントさんの「喜び」や「感動」に共感することは出来ても、
目に見えない大変さや苦労、辛さを全て理解することはできません。
その辛さを想像できても「その気持ちが分かります」なんて、絶対に言えません。

マネージャーの動きやアドバイス、仕事の選択において何かのミスがあったとき
被害をこうむるのは
いつだってメディアに出るタレントさんです。

身近な存在である『マネージャー』

でも

実は僕らはいつだって、
損をしない「ズルい存在」なんです。

 

 

損をしないズルい存在。

 

まさに、今の自分はこれだな、と恥ずかしくなってしまった。

献身的に誰かをサポートしたい、支えてあげたいという気持ちで、縁の下の力持ち役になる人がいることは事実だが、僕の中にある気持ちは「逃げる場所を確保しておきたい」だったから。

 

被害を受けない位置から、それとなく頑張っていたんだな。と再認識させられる。

自分は被害を受けたくないんですよね。だから、その程度のトレードしかできない。

 

責任の感じ方や、自分自身を保つ力がまだまだ足りていなかったようです。

 

自分自身の行動に対してどれだけ責任を持つことができるか。逃げも隠れもしないだけのエネルギーを持っているのか。

 

それが、この先の自分に必要なんだ、と。

八方美人タイプで、当たり障りないエリアで生きてきた。それ自体が悪いことだとか、後ろめたいことだとは思わない。

 

だけど、自分が目指している未来の姿と照らし合わせてみると。

そろそろそういったズルい自分は卒業しなきゃ、と思った。

 

素敵な文章との出合いは、いつあるか分からない。

今日もそんな文章に、頭を殴られているのだから。