ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

アラジンで気付く、人に譲ることを覚えたこと

アラジン

 

魔法のランプのアレだ。

 

なんでも3つの願いを叶えてくれるという。

それには条件があって、

  1. 人の心は変えられない
  2. 死んだ人を生き返らせることはできない
  3. 魔法の回数を増やすことはできない

 

そう考えたときに、何をお願いするだろうか。

バスタブいっぱいの札束とか、もちろんそういった答えも正解だと思う。

 

でも34年間、頑張って生きてきたので、あまり楽ちんな方法はちょっと嫌だ。

無敵になりすぎない程度に、お願いをしたいところ。

 

仕事帰りの電車の中で考えてみたけど、魔法を使って叶えたいものってあるだろうか。

憧れの人に会いたい気持ちはあるけれど、片道2万円もしない。

欲しいものがあるけれど、数十万円もしない。

今を楽しく生きているし、どうしようもないほど困ったことはない。

 

自分の成長や自分のサイズを、自分自身で認識できるようになったからかもしれない。

 

そうやって考えたときに、この3つのお願いを僕のために使うのは不適だと思った。

もっと大きな悩みを抱えていたり、もっと熱意や情熱のある夢を持った人はたくさんいるはずだから。

それって、僕じゃなくてもいいよね。

 

なんて思った。それが結論だ。

たまらなく欲しい何か、叶えたい夢、それを持っている人は、それだけで素敵だ。

毎日を一歩ずつ、確実に歩もうとしている人も素敵だ。

 

もし、3つのお願いを叶えてくれるとしたら。

もっと無邪気で、夢のあるような人のところへ行ってくれたらいいな、なんて思うようになったのだ。

 

 

アラジン (吹替版)

アラジン (吹替版)