ちゃんとやれ!

「ちゃんとやる」ためのトレーニング場

【仕事】プロは無意識を意識に変え、意識を無意識に変える

 こんにちは、スズキです。

 先日、アスリート展のトークセッションに行ってきました。

メダリストの為末大さんらが、アスリート展について語るコーナー。

 

その中で、ワクワクした言葉を紹介します。

 

 

アスリート展でのトークセッション

六本木の東京ミッドタウン内 21_21デザインサイトで開催されているアスリート展。

スポーツ、アスリートというものをデザインで表現しようという展示。

 

身体の動きの分解や、体験型コンテンツなどが用意されていました。

 

そこでのトークセッション。

展示のガイドや、スポーツ選手として大事にしていることなど。

スポーツに縁が無い僕にとっては、新鮮な時間でしたね。

 

 

そこでの言葉

「プロは、無意識を意識に変え、意識を無意識に変える」

 

うまく理解できなかったこのフレーズ。

じっくりと考えてみることにしました。

 

 

 

キーボードの展示

アスリート展には「キーボードの展示」があります。

パソコンに文字を入力するキーボードです。

 

華麗に動く指の動画と一緒に展示してあります。

それなりにパソコンを使っている人なら、キーボードを見ないでも入力できるようになります。

そうでなくても時間を掛ければ、入力できる人がほとんどでしょう。

 

ただの文字入力。

それをアスリート展で表現するなら。

 

 

指の動き、意識していますか

キーボードのキーを押すとき、その瞬間。

どれだけ指の動きを意識しているでしょうか。

 

ホームポジションに指を置き、

その指を上げる

押したいキーの上に指を移動

そこで指を下げる

キーボードが壊れない程度に押し込む

押し込んだらすぐに指を緩める

もとのポジションに戻る

 

という動作、どれだけ意識してやっているのだろうか。

 

無意識にやっている人がほとんどではないだろうか。

 

 

無意識でできることだらけ

その展示では、ペットボトルの蓋を開ける様子なども展示してある。

ペットボトルの蓋を開ける行為。

 

指の曲げ方、力の入れ方。

蓋を回すときの腕の角度や肩の位置。

 

それを意識している人は、どれだけいるだろうか。

あたかも自然に、何事もなかったかのように開けられる人ばかりじゃないだろうか。

 

 

 0.2秒の差

100mを10秒前後で走る人。

オリンピックで金メダルの選手と、オリンピックに出れなかった人。

その差は、0.2秒ほどだという。

その小さな小さな差が、オリンピックの日に家でテレビを見ているのか、表彰台の真ん中に上がるのか、大きく異なる。

 

 

 

無意識にコントロール

その小さな差はどうやったら埋まるのか。

コントロールのスキルによるものがあるとのこと。

 

自らの身体を思ったとおりに動かせるかどうか。

常に全力ではなく、状況に合わせた動かし方。

タイミングに合わせて、思った通りに動かすこと。

 

腕の上げ方、足の運び、身体の重心。

普段の動作では無意識でできること。

それを細かく修正できるようにならなければならない。

 

 

無意識から意識に

無意識にできることを、意識して動かすのは難しい。

身体に染みついているものは、なかなか抜けないのだ。

それを意識に変えるのは、並大抵の努力ではない。

 

例えば箸の持ち方。

それを大人になってから直そうと思っても苦労する。

そんなにうまくできない。

 

人の癖のようなものだろう。

無意識を意識にするのは難しいのた。

 

 

 

次は意識を無意識に

そうやって意識的にやってきたことを、次は無意識にする。

何も考えなくてもできるように。

 

試合、本番では、それ以上にやることがたくさんあるから。

もっと多くのことを、その瞬間のことを考えなければいけないから。

 

無意識にそれらをできるように特訓しなきゃいけない。

無意識にやっていたものを、意識して、それを修正する。

修正を意識しているものを、無意識にできるようになる。

 

この頭の切り替えが、あまりにも難しい。

本当に難しいのだ。

 

 

プロであるためのレベル

難しいかもしれないけど、それをやる。

日頃のトレーニングと併せて意識のコントロールをする。

 

プロの人、プロのアスリートは違う。

 

頭では理解していても、実際に無意識を意識に、意識にを無意識できる人は一握り。

 

そのくらいの真剣さ、努力、積み重ねが必要なのだろう。

 

無意識を、普通を、いつも通りを、当たり前を「意識」することで、何かに一つ近づくのではないだろうか。

 

f:id:acogale:20170303181721j:image