ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

ひとりの人として認識してもらえる嬉しさ

訪問4回目のお店。店頭は女将さんが守っていて、いつも接客してくれる。

フェイスブックで「いいね」を押したら、名前を憶えてもらえた。

 

ただそれが、嬉しくて嬉しくて、今日も行ってよかった。と思った。

名前だけでなく、どこに住んでいるのか、何をしているのか。フェイスブックを通して発信しているようなことを知ってもらえていて。

 

またこのお店に行こう!と思うようになった。

 

丁寧かつ温かい雰囲気。ちょっぴりカジュアルな感じが、居心地よくしてくれる。地域のこと、ご自身のこと、商品のこと。行くたびに興味深い話をしてくださるのも楽しみのひとつ。

 

友人にオススメされて足を運んだのだけれど、本当にステキなお店で、友人氏への信頼度もアップした。

 

僕が僕であることを、認識する機会はどんどん減ってくる。当たり前になり過ぎて、自分のことが行方不明になることも。

 

引っ越しをしたり、転職をしたり、退会したりすることで、自分の周囲の人間関係が入れ替わってしまうのだ。

そうすると、それ以前の記憶は共有されず、どんどん自分が短くなっていく。

 

普段、身を置かない場所で、僕を僕として認識してもらえることの嬉しさ、それは商品の価値よりも大きいのかもしれない。

 

いつの間にか商品を買いに行くのではなく、女将さんに会いに行きたくなっているのだ。もちろん商品のクオリティは最高なんだけど。

 

 

君の名前を呼ぶ

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