こんばんわ、スズキです。
皆さん、独自ドメインってご存知ですか??
ブログを書いている人には馴染みがあるかもしれませんが、そうでない方もいるはず。
まず、ドメインとは
すごく簡単に、わかりやすく説明すると、ドメインとは「インターネット上の住所」を分かりやすくしたようなものです。
インターネットの住所って何さ??と思うでしょ。
ホームページやメールのアドレスのコト。
例えば、ヤフージャパンのホームページだと、
http://www.yahoo.co.jpの下線の部分
メールアドレスにも、似たようなものありますよね。
ドコモだったら、example@docomo.ne.jpの下線の部分
本来、インターネット上の住所というものは、12桁の数字で示されることが多いけれど、分かりやすくするために「ドメイン」という仕組みを使っているわけです。
ほら、アレですよ。
最近の話題でマイナンバーカードってあるでしょ。
みんなが13桁の番号で管理されていたとしても、名前があったほうが便利じゃないか。
「5636956327164君」と呼ばれるよりも「スズキくん」「タナカさん」と呼ばれた方が分かりやすいということ。
で、なぜドメインがいるのか。
先ほど名前のようなモノだとお伝えしたが、みんなの名前と違うところは「世界中でたった一つしかない名前」ということ。
全世界で、ドメインというものはたった1つしかありません。
僕が使っているドメインは「aco-gale.com」というものですが、これは世界中に僕だけしか使えません。
そういう管理をされているからです。
もちろん管理費がかかりますが、ドメインは世界で一つしかないわけです。
自分を表すものの一つとして
ヤマダさん、カトウくんという名前や、同じ名前の人に出会ったことのある人、それは自分でなくても知り合いと同じ名前の人を見かけたりするでしょう。
だけど、ドメインというものは世界で1つしかない。
だからこそ、自分のアイデンティティにしてほしいわけです。
ずっと変わらずにいてくれる
今のところ僕のドメインは10年以上続いています。
もちろん世の中には、もっと長くドメインを使っている人もいれば、コロコロ頻繁に変える人、複数個持っている人がいる。
運用方法はいろいろあるにせよ、自分を代名詞としてドメインを持っておきたい。
自分っていったいなんでしょうね。
「○○株式会社に勤めているワタナベです」
と言っても、会社の名前が変わるかもしれないし、そもそも仕事を変えるかもしれない。
フルネームで名乗っていたところで、結婚したり養子縁組があったら名前も変わってしまう。
だからこそ、変わらない何かがあるとよいのではないだろうか。
昔からこういう考えはあるもの
その昔、アマチュア無線というものが流行っていた。
でかいトランシーバーみたいなので遠くの人と話をするような、そんなイメージしかないが。
そのアマチュア無線をする際に、個人に割り振られていた呼出符号(コールサイン)というものがある。
有名人のタモリさんは「JA6CSH」、えなりかずきは「7L4UPM」、宇宙飛行士の若田光一さんは「KC5ZTA」と、これも世界で一つしかないモノ。
インドアでもあり、アウトドアでもある趣味なので所有者が、ワゴン車の後ろとか、キャンプ用品とかに、こういった記号が書いてあったりする。
無線の時代から、携帯電話の時代になるとどうだろうか。
MNPが始まってから、電話番号=個人のアイデンティティという印象が強くなった。
メールアドレスを交換しなくても、電話番号でメールもできるしLINEのお友達にも勝手に出てくる。
そういった意味では、携帯電話の番号でもいいのだけれど、これは日本だけの規格。
今の時代で言えば、「ドメイン」というものが個人を表すのにはちょうど良いと思うが。
永遠に自分を表せるものとして
ドメインという規格がいつまで続くか分からないが、すぐには無くならないだろうと勝手に思っている。
自分の存在を作るために、居場所を作るために、ドメインのような「何か」が欲しいと思う。
引っ越したら住所が変わる、電話番号も変わる、メールも使えなくなるかもしれないし、海外に行けば今の携帯電話番号も無くなってしまう。
そういったときに迷子にならないように、道標として「ドメイン」を使ってみてはどうだろうか。
人間関係は、突然希薄になっていくもの。
後で思い返そうとしても、もう繋がらなくなってしまうかもしれない。
そんな時のアイテムとして、僕はドメインを使い続けていくと思う。