最近何度か言っていること。
それは「レベルを下げる」こと。
うまくないとダメ、ここまでできないとダメ。
そうやってクオリティを上げることは大事。
ただ、クオリティを上げ過ぎて、行動できないのは本末転倒。
だから、さっさとやれ、さっさとやろう。
人前で歌が歌いたいなら、ラジカセに音楽詰め込んで、駅前で歌えばいい。
別にギターが弾けなくても、ピアノが弾けなくても、歌が歌えるなら歌ってこればいい。
歌ってみて、お客さん、通行人の反応を知る。
そういう行動をしないと、生の気持ちが分からなくなる。
失敗を恐れるなと言いたいけれど、失敗はしたくない。
できるだけ、失敗をしないために頑張るのだ。
やると決めた→失敗したくない→だから頑張る!!
という流れになりたい。
失敗したくない→だから挑戦できない→いつもと一緒
という風にはなりたくない。
挑戦なんてちっぽけなモノ。
何か小さなキッカケに乗ったり、エイヤっと進んでみる。
— スズキ@ブログ書いてます (@acogale) July 27, 2017
その一歩は小さくて、ほとんど結果が出ない。
結果が出ないからと、元の位置に戻るのではなく、踏み出したところから日常生活を続ければいい。
ほんの数日で、まるで別人になった自分に会うことができる。
そんなツイートをした。
挑戦なんてちっぽけだから。
いつも一人でやっていることを、二人でやろうとするだけでハードルが何倍にもあがる。
相手のことを考えるから、失敗したくないしカッコイイところを見せたい。
ご存知の方もいらっしゃるだろうが、僕は動き回ることが好き。
高速バス、青春18きっぷ、飛行機や新幹線。
そうやって、動き回ることが好き。
縁あって東京から名古屋へ、青春18きっぷで一緒に行動してくれる仲間が見つかった。
初対面ではなく、何度も話したことがあるし、お互いに冗談も言い合える仲。
だけど、僕はひどく緊張している。
うまくいかなかったらどうしよう。
乗り継ぎに失敗したら、万が一に遅れたら。
自分ひとりなら適当になんとかなる。
でも今回は相手がいるから。
相手のことを好き嫌いではなく、あまり自信がないだけ。
だからと言って、一人では何も考えずに行動できるくらい慣れている。
東京からだと、熱海、沼津、静岡あたりで乗り換えればいい。
そうやって頭の中には入っているけれど、相手がいるとなると緊張する。
その一歩を踏み出すことが今回できた。
そんな大それたことじゃない。
ただ一緒に行くだけ、いつもの乗り方をするだけ。
それだけを見たら小さな小さな一歩なのだ。
殆どなにも変わらない。
ただ、こういう一歩を踏み出すことで、新しい自分と巡り合える。
なぁーんだ、やればできるじゃん。という自信になる。
今は小さな一歩にすぎないかもしれないけど、数日経ったら1歩じゃなく、2歩、3歩の距離になっているかもしれない。
踏み出す一歩なんて、その程度のもの。
踏み出す一歩もレベルを下げればいい。
ちょっと変えるだけで、加速度的に変化するときがある。
だから、どうせなら一歩踏み出してほしい。
本当に小さな一歩。
始まりはそれかもしれないから、小さな一歩を大事にしてほしいのだ。
- 作者: マイケル・E.ガーバー,Michael E. Gerber,原田喜浩
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