こんばんわ、スズキです。
今日は自転車に乗るためだけに「池田温泉」で有名な岐阜県揖斐郡池田町に出掛けてきました。
- 養鉄トレクルとは
- 何が中部初なのか
- どんな自転車があるの??
- まずは池田町役場へ
- 念願の自転車とご対面
- 鍵の開け方
- 養鉄トレクルには3箇所のサイクルポートが
- この街なかなか面白い
- 電車にも乗ってみた
- こんな人にオススメ
- まとめ
- 養鉄トレクルについて
養鉄トレクルとは
夏休みにサイクリングを楽しむのも良いのではないだろうか。
昨日7月16日(土)に岐阜県揖斐郡池田町・揖斐川町で「養鉄トレクル」というサービスがスタートした。
養鉄トレクルとは、「養老鉄道トレインサイクル」の略称だ。
池田町と揖斐川町と両町を走る養老鉄道で地元の観光を盛り上げていこうというもの。
その養老鉄道は、自転車をそのまま車内に乗り入れることができる「サイクルトレイン」を運行していることでも有名。
平日は9時頃~15時頃、土日祝日は全列車にて、乗車券のみで利用できる。
そんな養老鉄道の特色を活かした今回の新サービス、いったいどんなものなのか試してみた。
何が中部初なのか
レンタサイクルにも、IT化の波が押し寄せている。
今回試してみた養鉄トレクルのレンタサイクルも同様だ。
「ドコモ・バイクシェア・スマートシェアリング」というものを使い、オンライン上で予約ができたり、スマホやICカードを使って鍵の管理をしたりと。
NTTドコモが出資している株式会社ドコモ・バイクシェアのシステムとのこと。
中部地区以外では、東京都江東区、千代田区、港区、中央区、横浜市、仙台市、広島市、神奈川県西部、甲州市、神戸市と、全国で少しずつ広まりつつある。
後輪の鍵のところに、赤色のボックスがついた自転車をご覧になった方もいらっしゃるだろう。
その自転車を使ったサービスが、中部地区では岐阜県の池田町・揖斐川町で初めてスタートしたのだ。
どんな自転車があるの??
養鉄トレクルで用意されていた自転車は2種類
パナソニック製の20インチ電動アシスト自転車と、ヤマハ製26インチのスポーツタイプ電動アシスト自転車。
1日のレンタル料はパナソニック製は900円、ヤマハ製は1,000円だ。
今回はヤマハ製のスポーツバイクを選んだ。
手荷物がある方や、ゆっくりのんびり乗りたい方は、カゴ有りでサドルのクッションが柔らかいパナソニック製のほうが良いかもしれない。
まずは池田町役場へ
名古屋からJR東海道本線に乗って大垣駅へ。
特別快速に乗れば30分ちょっとで到着。
駅のホームでは、久しく見ていなかった電子レンジで暖めるタイプの自動販売機を発見。
ちょっと都心から離れた駅のあるあるネタかもしれない。
大垣駅では、JRから養老鉄道に乗り換える。
JRとの連絡改札もあるが、一旦駅の外へ。
こちらが養老鉄道大垣駅
よく見ていただくと分かるが、自動改札ではないんですね。
駅員さんが切符を確認しスタンプを押してくれます。
この養老鉄道が「サイクルトレイン」をやっているんですね。
先頭の車両には、マークがちゃんとついています。
大垣駅から、池田町役場の最寄り駅「北池野」まで20分ほど。
ゆらゆら揺られて、北池野駅に到着です。
そこから池田町役場までは、徒歩1~2分。
道路を挟んだ向かい側が役場なんですよね、あっという間に池田町役場に到着。
念願の自転車とご対面
ヤマハのスポーツバイクはこちら!!
最新の電動アシストバイクでした。
サービスが始まってすぐだからでしょうか。
ピカピカのキレイな自転車でした。
電池の容量も充分で、遊びに行くのにワクワクしてしまいます。
鍵の開け方
この自転車、普通と違う点があります。
それは「変な鍵がついている」ということ。
つまりそれに通信回線が内蔵されていて、センターと通信したり、開錠用の暗証番号を入力できたりと。
そういった装置がついています。
ここのテンキー部分に、メールで送られてきた暗証番号を入れると鍵が開くという仕組みです。
ちなみに送られてくるメールはこんな感じ。
ここに書いてある「解錠コード」を入力すると使えるようになります。
これでレンタサイクルに乗れるようになります。
養鉄トレクルには3箇所のサイクルポートが
養鉄トレクルには3箇所のサイクルポートと呼ばれる貸出所、返却所があります。
1箇所は池田町役場、その他には養老鉄道揖斐駅と道の駅「池田温泉」に設置してあります。
揖斐駅
揖斐駅は養老鉄道の終着駅です。
こちらには、8台のレンタサイクルが置いてあります。
養老鉄道のサイクルトレインも使えるので、遠くまでサイクリングをして電車で帰ってくる使い方もできそうですね。
道の駅「池田温泉」
ここは池田温泉に隣接した道の駅です。
駅からは少し距離があるので、お車でいらっしゃった方は、ここの自転車を借りるのが一番かもしれません。
道の駅には無料で入れる足湯があったり、隣にはアルカリ性単純温泉が湧き出ている池田温泉があります。
また、道の駅には案内所があるので、オススメスポットのパンフレットやチラシがもらえますよ。
この街なかなか面白い
電動アシスト自転車がレンタルできるということで行ってみましたが、なかなか面白いところでした。
田んぼが広がっているところを自転車で駆け抜けたり、汗をかいたから温泉に入ったり。
今日は天気が良くなかったけれど、まだまだ見どころはたくさんありそうです。
池田町役場の方にも色々とご紹介いただき、古墳の話、火の見やぐらの話、興味が沸くものがいっぱいありました。
これについては、別記事でご紹介できればと思います。
電車にも乗ってみた
せっかくサイクルトレインがあるので、自転車で電車に乗ってみました。
初の体験でしたが、全く問題無くスムーズに乗れましたね。
簡単に手順を紹介すると、
ホームにて所定の場所で待つ。
電車がきたら乗る。
どうですか、簡単でしょ。
別に手回り品切符もいらないし、袋にしまったりする必要もなし。
本当に一緒に乗ってしまうだけです。
初めての僕でも迷わずできたんだから、ちょー簡単。
これもいい経験になりました。
慣れないので、ホームで待っている間はドキドキしてましたけど。
こんな人にオススメ
夏休みにはサイクリングをしてみませんか。
電車+自転車という組み合わせで、行動範囲が大きく広がります。
岐阜~三重を走っている養老鉄道に自転車を載せて遊びに行く。
線路沿いを走れば、疲れたところで戻ってこれます。
養老鉄道の1日フリー切符は、大人1,500円、小児750円で販売中。
自転車と共に遊びに行くのはどうでしょうか。
まとめ
レンタサイクルって、ボロいイメージがあったんです。
安いママチャリを貸し出しているところも多いでしょう。
でも、このサービスは違います。
パナソニック、ヤマハの電動アシスト自転車。
乗り心地もアシストの機能も申し分ありません。
風が心地いいんですよね、田んぼの中って。
カエルがピョコピョコしてたり、梅の実が落ちていたり。
そういった風景に出会えるのは自転車だからではないでしょうか。
養鉄トレクルについて
利用時間 9:00~17:00
利用料金 普通車…900円/日 スポーツバイク…1,000円/日
利用方法
1.事前予約サイトで予約し、クレジットカードにて支払い
2.当日現金にて支払い
3.当日利用の会員登録をし、クレジットカードにて支払い
予約について 60日前から2日前まで予約可能
公式HP