普段なら選ばない選択肢も、妥協点を見つけてみる。
久しぶりに4列シートの夜行バスに乗った。
翌日ポンコツになるので、あまり夜行バスは選ばないが、色々な事情により一番便利だったのが夜行バスだったから、夜行バスを選んだ。
時間と場所を勘案すると、どうしても4列シートの夜行バスになってしまう。
いいオトナなんだから、できれば3列の立派なヤツに乗りたいんだけれど、好き勝手走ってくれる訳じゃないのでそうはいかない。
当日まで迷った結果、夜行バスを選んだのはめちゃくちゃ空いていたから。
夜行バスは予約時にシートの場所が選べる。
それを見たところによると、40人ほど乗れるバスの予約は3人だった。
隣の席も、前後の席も誰もいないことが確定。
だとしたら、まぁしょうがないか、の気持ちで選んだ。
仮に満席に近い状態だったら、別の何かを選んでいたかもしれない。
空いていたからこそ選べたんだと思っている。
普段なら選択しないけれど、妥協点があるかもしれないから。
そういう選び方もひとつなのだと思っている。