こんにちは、スズキです。
7年ほど前にこの本に出合いました。
「雨の日も、晴れ男」
当時の職場の先輩からオススメしてもらった本です。
最近、改めて読み直してみました。
7年も前の記憶なので、ほとんど覚えていなかった。
途中で、あぁ、こんなセリフもあったなぁと。
「アレックスマイル」とかね。
その程度の記憶でした。
ただ、どこかで今の自分に足りなかった何かが見えたような気がして。
久しぶりの再会に喜んでいるところです。
前向きというか、楽天家というか。
そんな主人公アレックス。
悲劇がたくさん起こるんですが、それを巧みに乗り越えていく。
僕にとっては悲劇かもしれないけど、アレックスにしてみてばそうじゃなかったのかもしれません。
ある事象に対しての物事の見方は様々で、プラス方向に見る人もいれば、マイナス方向に見る人もいる。
そのギャップや考え方の違いが面白いんですよね。
理論では言い表せない何かが潜んでいるような気がします。
Kindleを使うようになってから、過去の本を再度読むことが多くなりました。
なんとなく記憶にあるそれを、どうして読みたくなるのか。
「今」に不安があると、どうしても過去を頼ってしまうんでしょうか。
そんな日々を過ごしながら、未来へ、過去へと前後に揺れている気がします。
過去と現在の感覚の違いに成長を感じ、過去のフレッシュな思い出に老化を感じる。
そういいながらも、自分の居場所とポジションの確認を。
久しぶりに読む本は、普通の読書以上に刺激的なのであります。