チャットツールが便利だ!!という声を聞く。
クイックレスポンスで使いやすいことは間違いない。
メールのような挨拶などいらない。すぐに本題を話せるし、便利なツールだと思う。
便利だと思うのには前提条件があって、「お互いに好き」ということ。
この「お互いに好き」がない状態でのチャットツールは不要だ。
ビジネスも恋愛も大きな違いはない。
好きな相手からだと嬉しいし、嫌いな相手からだと無視してしまう。
仕事上で好き嫌いを自由にコントロールできる人はどれくらいいるだろうか。
嫌いな人からのメッセージを無視できる人は、どれくらいいるだろうか。
便利でクイックなモノを導入したということは、それだけ生産性がアップするということ。
レスポンスが早くなり、物事が停滞しなくなるということ。
社内で使うチャットツールだと、自席にいるかどうかも分かる。
だからクイックに返信しなければいけない。
その為のツールだから。
便利になるほど、息苦しくもなる。
だったら、多少不便でもいい。
電話なんてまさにその典型的な例で。
「電話なんてかけてくるな」みたいな人いるということは、便利さが面倒になっているのだ。
チャットツールはいらない。好きな人とだけチャットできればいい。
電話と同じように、チャットツールも相手の時間を拘束しているのだから。
とは言え、間口を広げないとビジネスにつながりにくいので、チャット大歓迎なのだけど。

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