こんにちは、スズキ(@acogale)です。会社員をしながら副業でフリーランサーをしています。
相手と議論をするとき、誰かと話をするとき。
明らかに知識や思考の違いで、話がかみ合わないときがあります。
政治や経済、コンピューターに農業。テーマは何でもいいんですが、それについて知らないことがある。
でも、それが「知らない」と分かっているのはありがたいことで、「知っている」としたら。
その「知っている」もの、お互いが想像している「そのもの」は同じなのでしょうか。
例えば「クツ」について。履物のクツ。
クツの話をしているときに、同じクツを想像できるだろうか。
スニーカーなのか、革靴なのか、それとも長靴なのか。
例えば「肉まん」について。
コンビニの肉まんもあれば、中華料理店で出てくる肉まんもある。
同じ名前でも、いくつものそれが世の中にはあるんです。
それを「知らない」ならいいんです。丁寧にこちらからお伝えする、相手から教えてもらう。
それを「知っている」としたら。知っているレベルがうんと違っても、知っていることになる。
基礎知識、基本のそれが違うまま、話を進めていくと、どこかで食い違いがでてくるんですよ。そうするとお互いに理解できなくなる。スタート地点で、そもそも違うのだから。
会話や議論には、前提の共有が大事だと教わりました。が、知っていると思うものはスルーしがちです。
例えば満員電車の話をされても、満員具合や乗っている時間によって、ストレスも違うでしょう。
リュックを背負ってたら怒られるカモ??くらいな満員電車と、身動きが取れないくらいの満員電車。
1駅と言っても、1分で着くのか、15分かかるのか。
あまりにもお互いの理解が違うことがあります。それを「違う」と認識できていない場合もよくあります。
会話の中では、丁寧に話をしてくれません。ざっくりとしたものを、お互いで共有します。
相手のことをどれだけ考えられるか。相手のそれにどれだけ歩み寄れるか。もしくはこちらの頭の中をどれだけ相手に伝えられるか。
大きな単語の「それ」ではなく、唯一の「それ」を相手に伝えるようにして。
すれ違いをなくし、実のある会話にしていきたいと思うのでした。
「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!
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