ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

ネガティブな感情に押しつぶされそうになるとき、凝縮された文章ができる気がしている

ハッピーで幸せで絶好調なとき。

思考は爆発している。ピンク色や黄色や金色で輝いて、花咲かじいさんのようにばら撒いている。

 

そんな爆発した思考のときは、映像のほうがいい。YouTuberが楽しそうにしているのは、楽しい思考、つまり爆発した思考にピッタリだから。

楽しいから映像で伝えようと思うのかもしれない。

 

一方で、文章だとしたら。

力強い文章は、どことなく闇がある。ネガティブに寄っている。

研ぎ澄まされた一文字、無理矢理押し出したような文を見るとき、そこに魅力を感じてしまう。

 

濃度が濃く、密度が濃く、全身全霊でぶつけたその気持ちは、マイナスな気持ちがバランスをとってくれている。そんな気がしている。

 

文豪が病んでしまう気持ちが分かるし、大笑いしながら読む文章が少ないのも理解できるようになった。

 

ピンポイントを探るような、針の穴に糸を通すような、そんな感覚が大切になってくる。

書いていることが、例え楽しいことや好きなことだとしても。耳を澄ませて鳥のさえずりを聴いている程度の落ち着きがセットになっている。

ライブハウスでヘドバンしているような勢いは無い。

 

だからこそ、その文章に吸い込まれそうになるし、心を鷲掴みにされてしまうのだ。