お互いに、よく分からないままに。
「よしなにやっておいて」
と言われると、上手くいくときと、全く上手くいかないときがある。
相手が寄り添ってくれるタイプか、そうでないタイプか。
大人なんだからちゃんとやってくれればいいじゃん。という人もいるし。
逆にお客様気質の人もいる。
うまいことやっておいて、というのは、一番危険な選択なのだ。
だからといって、1から10まで、ことこまかく指示する必要もない。
その辺は、「よしなにやっておいて」ということになる。
つまり、「よしなにやっておいて」というのは、相手を信頼して言う場合と、言いたくないことがあるから言う場合と2種類あるということ。
信頼なのか、逃げなのか。
だからこそ、できるだけ、膝と膝を突き合わせて、嫌なところまで詰めておかないといけない。小さなことに目を瞑ってしまったら、結果として大きな失敗になる。
細かなところを押さえておくこと、そうすれば「よしなにやって」が上手くいく。
ある程度、仲良くなってしまうと余計に「よしなにやって」が多くなる。
それは本当に信頼しているからなのか、ただただ面倒なのか。
後者の場合だとしたら、それは要注意ということ
Let's talk business! 「何とぞよしなに」って、英語で言えますか?
- 作者: パトリック・ハーラン,鶴田知佳子
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