スキマスイッチの全力少年
カラオケで歌おうとすると、音を合わせるのが難しい。
全力でやりきれ、みたいなことを言われると思い出すのが「全力少年」なんだけれど。
「全力」も「少年」も、どこかに忘れてきたんじゃないだろうか。
なんて思ったりすると、タイトルだけでめまいがしてしまう。
全力少年の歌詞をじっくりなぞったことはなかった。
「あの頃の僕らはきっと全力で少年だった」
「止め処ない血と涙で渇いた心臓潤せ」
強烈で刺さる歌詞に、今だから感じられるものがある。
全力になれない自分、少年になれない自分が問題だとするなら。
その解決方法は簡単で、全力になればいいし、少年になればいい。
全力になるものがなければ、適当に決めちゃえばいい。
サッカーに全力になろう、ピアノに全力になろう。
どうせ、全力になるものが決まっていないのだから。
そうやって、やっている中で、全力になる「何か」が見つかるんじゃないかな。
全力になれないのは、決められないから。
目の前にあるそれでいいから、全力になろう。と僕は決めていきたい。