「後輩ができたんですよ」
そんな連絡をくれたのは、社会人2年目の友人。
「1年間、頑張って働きました」なんて言っている様子は、まだまだ初々しい。
僕にとっては遠い昔のことだ。
1年間、何をしてきたのだろうか。
友人が言うには、研修をしてきたとのこと。
企業によって、研修に時間を使うところ、即戦力だ!と現場に出るところ、いろいろある。
研修ほど退屈なものはない、と僕は思うのだけれど、どうだろうか。
もちろん、突然現場に出されて、右往左往するのが嫌な人もいるし、よくわからない人もいるだろう。
研修が苦手で、現場で覚えていくような人もいるだろう。
いずれにせよ、研修期間が1年あるという環境は、よくあるみたいだけれど、若いころの1年って大事じゃないのかな、って思うわけで。
失敗しても許してもらえる1年目、やる気にあふれている1年目、大事にしたい1年目、僕なら研修よりも、現場で揉まれたいと思ってしまう。
OJTがいいのか、座学研修がいいのか、専用プログラムがいいのか。人それぞれだと思うけれど。
1年って大事な期間だよ。違う会社であれば、ガンガン外に出されているかもしれない。
どこかで誰かと比べたときに、この1年の違いについて悩むことはないのかな。なんて、思った夜だった。