データ化が進み、いろいろなものが一覧で見られるようになったけれど、やっぱり現地現物で確認することが大事だ。
店舗の在庫状況がきれいにまとめられているからといって、それが正しいとは限らない。
棚卸担当からすればあってはならないことだろうけど、不整合があることは頻繁に感じている。
欲しい本があり、2冊買いに行ったとき。
店舗のデータベースには1冊しかない、と表示されているのに書棚には4冊並んでいたり。
在庫切れです、と表示されている家具が店頭に並んでいたり。
終売となり取り扱いがないと言っていた商品が陳列されていたり。
データとリアルが正しくないことはたくさんあるのだ。
それを確認しないまま、PCの画面だけを見て判断するのは非常に問題がある。
運用設計がきちんとされていて、関わっている人が運用通りに動くことが前提となっているから。
どこかにイレギュラーな対応があれば、あっという間に機能しない。
データはデータだけれど、実際はどうなのか。
現地現物で確認する必要がある。
そこに新しいヒントがあるかもしれないし、隠されている問題があるかもしれない。