春の暖かい日差しだった。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、本当に暖かくなってきった。
キンモクセイの香りがしそうな暖かさだった。
春と秋の違いをしっかり感じることができた。
気候がいいと気分も良くなる。
いつもより少し遠くまで歩いてみようか、なんて思うこともある。
お気に入りの歌を口ずさみながら、晴れた空や赤く染まった夕焼けを見ながら。
こんな生活も悪くないな、なんて思ってしまう。
ちょっとだけ過去のことを振り返ったり、センチメンタルな気分にもなりつつ。
それを跳ね返すだけの元気やパワーがあって。
どこか懐かしい記憶を辿りながら、やっぱり暖かい春は一番だ!なんて思う今日この頃だ。