こんにちは、スズキです。
学校を卒業してすぐ、イベントの企画運営の仕事をしていたので、イベントごとは気になる性分です。
最近、自分の中でイベントモノの記事を書くことが多くなってきました。
完成度が高かったイベントの話
事前準備が大事だよねーという話
あるイベントに参加したときに強く思ったことがあります。
それが、
イベントの満足度は、1.主催者、2.会場、3.お客さん のレベルの掛け合わせ
ということです。思わずツイッターでつぶやいてしまいました。
イベントは
— スズキ@じっとしていられない (@acogale) August 3, 2018
・主催者のレベル
・会場のレベル
・お客さんのレベル
が、掛け算になる。
0〜5の6段階評価だとしたら、0〜125の差がつく。
これは難しい問題だけど、オール5だったときの達成感や満足感は、ただならぬもの。
1.主催者のレベル
これは言わずもがな、主催者がどれだけイベントを上手に運営できるか。
企画や準備のことも含めて、主催者の能力に関わるところが大きいです。
リハーサルはやってきたのか、盛り上げ方を考えてきたのか。
「イベントの満足度」を切り取った見方をすると、概ね主催者の良し悪しが結果につながることになるでしょう。
2.会場のレベル
会場について考える点は2点
- そのイベントにマッチした場所かどうか
- 会場としてのポテンシャルはあるか
1.については、そのイベントにピッタリな場所かどうか。場所決めについても主催者寄りのところがありますが、例えばパソコンで作業をするなら机と椅子がほしい。
資料がたくさん配布されるのであれば、手元が明るいほうがいい。
古民家カフェや廃校など興味がありますが、そこでやらなきゃいけないだけの熱があるのか、ただただ興味本位で選ぶと残念な結果に。
2.については、実際に使ってみないと分からないところしばしば。
空調はしっかり効くのか、トイレやエレベータの数は足りているか、近隣に買い出しできるお店はあるか、アクセスしやすいかなどなど。
利用してみて「ここ使いやすかったね」と言ってもらえるような場所だったか。
1.は雰囲気、2.は実用性、どちらも大事な要素です。
3.お客さんのレベル
想定していた層のお客さんが集まっているか、一緒に参加してくれるお客さんがたくさんいるか。
イベントをしていたらお客さんに頼ってしまうこともあるでしょう。何かを投げかけたとにきレスポンスがあるお客さん、マナーを守ってくれるお客さん、揉め事を起こさないお客さん。
無神経な人がいるだけで、場の雰囲気は大きく変わります。
参加費を設定することである程度の線引きができたり、場所や時間帯によって狙う客層を変えてみたりすることはできるけれど、思うようにいかないのが現状です。
全部の掛け合わせ
つまり「イベントが楽しかった!!」と言えるのは、主催者、会場、お客さんが一体となって楽しめたから。
ディズニーランドが楽しいのは、
・主催→ディズニーランドやキャストの皆さん
・会場→ランドそのもの
・お客さん→みんなが待ちに待った今日を楽しんでる
と3つが揃っているからでしょう。お客さんがスーツのおじさんばかりだと、雰囲気はぐっと変わります。
保護者目線で授業参観や学芸にワクワクするのは
・主催→この日のためのプログラムを練りに練って考えてある
・会場→学校という非日常、懐かしい過去を思い出す場所
・お客さん→みんなが我が子を見守る温かさ
と3つ揃っているから、満足してもらえるんですよね。
つまらないと感じたら分析するのが面白い
「あぁ、このイベントつまらないな」と思ったとき、どこに問題があったのか。
少し考えてみるのも面白いですよ。
イベントはつまらなくても「この会場、めっちゃよかった」と思うことがあったり、「こんな雰囲気のお客さんを集められるなんてスゴい」と思うことも。
まるっとまとめて感想で、「参加して楽しかった」or「つまらなかった」で終えてしまうのは、もったいない。
本当のネックになっていたのは、どこだったのか。冷静に判断することが必要です。
主催者・会場・お客さん、この3つの関係が重要なだけに、これからもしっかりウォッチしていく所存です。
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