こんばんわ。すずきです。
今日見たブログがすごく共感できて、いい記事だった。
歳上だからという理由だけで歳上の人を尊敬する必要はない
これ、内容はすごく理解できるし、共感できます。
ただ歳上だからって、威張ってるんじゃねーぞ。
と思うことも多々あります。99%は納得の記事だけど、1%は賛成できなかった。
その1%とは。
歳上の人が尊敬に値する。
それは、「自分よりも長生きしている」ということ。
ただそれだけは、相手よりも劣る。だからこそ尊敬すべき。
この1点をもって、その人をまるっと全部「尊敬しろ」と
言う訳じゃなくて、「長生きしている」点において、尊敬すべき。
誰がどう頑張ったところで、ある時点ではその人より長生きできないから。
生きていくことは難しいことです。
時間が過ぎていけば良いというものではなく、
命が続いているということは、かけがえのないこと。
だから、その部分だけは尊敬してほしい。
ただ「老害」とも言われるように、みんながみんな
良い人、尊敬に値する人とは思わない。
彼の記事にあるとおり、「ただのエゴ」でひと括りにされるのは
到底納得できないこと。
自分を疑うことも大事
自分の考えは正しいだろうか。自信をもって、オレは正しいと大きな声で言えるだろうか。
僕は「批判的思考」なので、「そんなわけねーよ」と思ってしまう。
別に否定しているわけでなく、なんでも信じる前に吟味する。
これって、本当に合ってるのかな、これで間違ってないかな。
いつもの自分でも、いつも通りのことでも、一度ちゃんと考える。吟味する。
こんな出来事があってから、一旦ちゃんと考えようと、気を付けるようになった。
以前の職場での話。
窓際族というのか、仕事ができないおっさんがいた。
50歳前後だったかな。僕と同い年のお嬢様がいた記憶がある。
パソコンも使えなければ、取引先からの評価もよくない。
僕は「なんであんなヤツが~」「うっとおしい」
と、決してそのおっさんを受け入れなかった。
僕もまだ若かったんです。20歳だったか、そのくらいだった。
でもあるとき、ふと気付くわけです。
このおっさんに有って、僕に無いもの。
おっさんは、家も車も持ってたし、奥さんも娘さんもいた。
当時の僕には到底実現しないこと。
年齢は違うけど、立場も違うけど、おっさんはそれを持っていた。
おっさんの評価は「僕の目線」から見ると最低、クズだった。
でも、「他の人の目線」だと、評価されるポイントがいくつもあったと思う。
だからこそ、充実した生活を送っていたんだろう。
俺の目線は万能なのか
自分の見た側面、こちら側からの一面で判断するのは良くない。
それはすごく危険な行為だということを学ぶ。
確かにムカつくヤツ、嫌いなヤツ、邪魔なヤツ。
そういった人はいるけれど、俺の目線だけで判断するのはやめておこう。
もしかしたら、もしかしたらどこかに僕の気付いていない「良い点」が
たくさん隠れているかもしれない。
だからこそ、他人の「欠点」よりも「良いとこ」探しをしている自分が好きだし、
そこからの気付きに、自分が嬉しくなることもたくさんある。
ネガティブよりもポジティブ、欠点よりも良いところ。
それが僕の考え方。あの大嫌いでクズだと思っていたおっさんがきっかけで
僕の人生はある程度軌道修正しただろう。
尊敬に値する人、そうでない人がいるかもしれないが、
長生きしている。ということは、ただそれだけで素晴らしいこと。
ではでは。