素描書きでいこう。
スズキ(@acogale)です。
「クロッキー」という言葉をご存知でしょうか。
短時間で描く速写のことです。
デッサン、スケッチのようなものですが、スピードも重視されます。
「素描描き」とも言われるクロッキー。
文章の世界ではあるのでしょうか。
あまり飾らず、どんどん文章にしたい。
頭の中から、気持ちの中からどんどん台詞があふれ出てくる。
そういった経験はありませんか。
強い気持ち、ぶつけたい気持ちというよりは、滑らかな心地良い感触。
ぬるめの温泉に浸かっているような気分。
アンニュイな感じで、どんどん文章、台詞、言葉が溢れてくる。
そんな文章の書き方も楽しいなぁって。
「素描書き週間」とでも題して、そういう書き方に挑戦してみようかと。
目安は15分で1,000文字。
スマホからだと少し遅くなりそうだけど。
ある事象について書いたとき、その物事をクローズアップするのか、自分の考えをクローズアップするのか。
その違いではないかと。
どちらがよくて、どちらが悪いではなく。
自分の考えを伝えたければ、あまり飾らないほうがいい。
ありのままを伝えればいいし、ありのままで伝わらないなら、それが自分だから。
なんでもカッコつけて、自分の思いを伝えようなんて。
伝わらなければ、伝わらないというコトでいいのだ。
同じことを明日考えてみたとして、全く同じ文にはならないだろう。
その瞬間の気持ち、思いを、その時間で切り取るのだから。
翌日になれば、気持ちも思いも環境も異なるわけで。
その場にいる、その自分の発言してを大事にしていこうと思うのである。
いつか、どんな文章を書いたとしても、それがスズキらしいものでありたい。
時々ツイッターで出回っているヤツ。
◯◯の作り方をイケハヤさんが書いたら。
◯◯の使い方を村上春樹氏が書いたら。
そうやって、モノマネされるような自分の「何か」が早く文字に出てきて欲しいなぁと思うわけで。
自分でも気付かない言い回しや、表現の仕方があるのだろう。
できるだけ自分らしい言葉で。
できるだけ自分らしい波をつけながら。
できるだけ自分らしく、混じり気のない文字を。
そんなに強い勢いや、圧迫されるような重さではなく。
あぁ、いつものスズキだなぁと言われるそれを目指して。
少しのあいだは、素描書きを楽しみたいと思う。
ここまでで15分。
今日のミッションクリアだ。
※クロッキーというのは本来、絵に使う言葉です