こんにちわ、スズキ(@acogale)です。
先日、こんなツイートをしました。
プロのプロカメラマンと、プロのアマチュアカメラマンのありがたい話が聞けた。
— スズキ@追い風ビュンビュン (@acogale) January 15, 2017
真似できないような素晴らしさは、積み重ねた量が生み出してくれる。
最後は熱意と情熱なのだろう。
プロのカメラマンと、アマチュアカメラマンの話。
プロのカメラマンさんは、鉄道写真を主に撮影されている。
JRの時刻表や、書店に並んでいる鉄道雑誌の表紙を飾るような本物のプロカメラマン。
アマチュアカメラマンは星空をメインにした写真の個展を開いていた方。
趣味で撮影をしているとのこと。
このアマチュアカメラマンの個展に行ってきたのだけれど、キレイな星空の写真が何枚も飾ってある。
星空を風景と一緒に撮ることは簡単なようで難しい。
スポーツ写真や報道写真のような動きや緊張感は少ない。
だから機材さえあれば、写真として完成するだろう。
ただ、それを撮りに行くだけの熱意と情熱が必要なのだ。
お金にならない1枚のために、何度も何度も撮影に通う。
夜空をメインにしているということは、天候にも左右される。
撮影ポイントまで行って曇っていたら出直し。
また、その撮影ポイントを探すのも一苦労だろう。
風景を混ぜるということは、季節も大事になってくる。
桜の木と星空が写っている写真、これは春限定だ。
菜の花と星空の写真もある。
平日の仕事が終わってからでも、1枚の写真を狙いに行くそうだ。
1枚を撮るために1年も2年もかかる。
それだけ耐えて、気持ちを高めて撮影した1枚。
そこには引き込まれるものがたくさんあった。
一方でプロのカメラマンにも話を聴くことができた。
自分の気持ち、理想の写真はあるが、クライアントがある仕事。
期日までに納品しなければいけないというプレッシャー。
自分の気持ちではなく、相手が求めているものを撮影する。
仕事だから、クライアントの要望をくみ取ることが大事。
撮影というものは、作業の一つでしかないとのこと。
プロとアマチュアの違い
プロはクライアントがあるということ。
求められたモノを、その形にして納品するということ。
予算も期日もある中で、最大限のパフォーマンスが必要だということ。
アマチュアは、好き勝手にやればいい。
相手がいるわけでもなく、期日があるわけでもない。
ただ、普通のアマチュアで終わらないためには、そこに熱意と情熱が必要なのだろう。
適当に済ませるのではなく、本当に形にしたいものをそこに残すという意味で。
そういう意味では、アマチュアのほうが難しい。
評価してもらえる場所もなく、求められることもない。
自分が「好き」だと思うこと、「したい」と思うこと。
それだけが原動力になっている。
アマチュアだからと逃げずに、その1枚にどれだけのパワーを注いだのか。
真剣さを改めて感じることのできるひと時だった。
素敵な星空カメラマン