こんにちわ、スズキ(@acogale)です。
いつもながら、西野さんが炎上してますね。
個人的に西野さんの作品は好きなので、色眼鏡がかかっていると思います。
が、できるだけニュートラルに。
クラウドファウンティングで知る
僕が西野氏の作品に出会ったのは、クラウドファウンティング。
「えんとつ町のプペル展」のクラウドファウンティングは、6,257人の支援があったとのこと。
そのプペル展は、東京、名古屋を始め各地で開催されているようだ。
僕は2回行ったのだが、印象は全く違うものだった。
東京と名古屋
東京の表参道で開催されていたプペル展。
僕が行ったのは、11月26日。
展示会が始まってから、ずいぶん日が経ったころだった。
開館の15分ほど前に行ったが、30人ほどのお客様が待っている。
それだけのお客様が中に入るといっぱいいっぱい。
でも、それだけ賑わっていた。
一方で、名古屋は閑散としていた。
もちろんメディアでの取り上げ方、もともとの人口、そういった面があるのもわかるが。
お金の問題
一番の違いは、入場料がかかるということ。
東京は無料で見ることができた。
名古屋は1,000円の入場料が必要だ。
とたんに、客足が悪くなる。
オープン初日、オープンの時間、待っていたお客様は僕以外に1組2名だけ。
初日は土曜日、10時からだったと記憶している。
でも、たったの2人しかいない。
この違いは何だろうか。
無料じゃないと見ない世の中に
何でも無料で手に入る世の中になってきた。
iTunesのサンプル視聴が30秒だとクレームが入る世の中だ。
最後まで聴けない、お金をとるのか。と。
YouTubeにも、音楽やテレビ番組、映画などがアップされ、無料で楽しめる時代に。
そんな中で、コンテンツにお金を払う気持ちがある人は、どれだけいるのだろうか。
ホームページと本では大きく違う
ホームページのコンテンツを無料で見ることができる。
でも、それは本とは違うもの。
本当は、本を読んでほしいのだろう。
どれだけ本を買う人がいるか分からないが、無料で公開されても、買う人は買うし、買わない人は買わない。
お金の問題ではない
ホームページを見ることができる環境があれば2,000円の本くらい買えるというのも酷い意見だ。
それは人それぞれの感覚でしかないわけで。
それを比べることがナンセンス。
2,000円の本を買える人が買えばいい。
それだけのこと。
そもそも顧客対象外
需要と供給のバランスで成り立つ。
絵本なんて無くても死なない。
なら、好きな値段で売ればいい。
それ以上の何を考えるのか。
高ければ買えない、手を出しづらい。
安ければ気軽に買える。
じゃ半額にしたらどれだけ売れるのか。
えんとつ町のプペル展を有料にしたら、何人の人がくるのか。
絵本を無料にしたわけでなく、無料で公開しているだけのこと。
本とネットの違い、それに気が付かない人はそもそも顧客ターゲットではないのだろう。
2,000円も出して買ったと言いたいなら、「無料公開されたから引き取ってください」と氏に言えばいい。
そういうものはたくさんある
映画だってそうだろう。
1,800円払って見た映画が、テレビで放送される。
タダで見ることができる。
なんでも無理やりこじつけのように意見を言えばいいものではなくて。
ヤフーのトップニュースにも出てたんですよ、このことが。
多くの人の目に留まってる。
その効果を考えれば、こういうプロモーションもありだろう。
もっと本が売れるかもしれない。
中身を見て、これ欲しい! と思う人がいるかもしれない。
それこそ、ガタガタいう人は、本屋の立ち読みも制限すればいいだけで。
単に氏が楽しんでる、キラキラしてるのを妬んでいるだけ。
何か言えば揚げ足をとってみたり、自分の主張を押し付けてみたり。
なんでも「お金」という尺度で語りたいんですかね。