ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

「願いがかなうふしぎな日記」を読んで

こんにちわ、スズキ(@acogale)です。

amazonでセールをやっていたので、張り切ってkindleを買ってみました。

「本の虫になってやるか」と思ったけれど、なかなか実現せず。

カタチから揃えていけば、なんとかなるかも??と思い、kindleを購入。

もちろん、Kindle Unlimitedにも登録した。

 

実用書やコンピューター関係の本が好きなのだが、今回の目的はそれではない。

"今まで触れ合っていないモノから感じたい"がテーマなので、小説・文芸にチャレンジ。

表紙の絵がカワイイからというだけで本田有明著「願いがかなうふしぎな日記」をチョイスした。

 

あらすじ

「願いがかなう」という不思議な日記帳を、おばあちゃんからもらう主人公。

半信半疑で日記帳に願いを書いていくと、不思議とその願いが叶っていく。

おばあちゃんに会いたい、泳げるようになりたい。

願いをかなえるために大事なことを、主人公はいつの間にか学んでいた。

 

 

そんな日記帳があるなら

そんなスペシャルな日記帳があるのだろうか。

"願いを書いたら叶う"だなんて。

そんな日記があったら、使ってみたい。

 

けれども"願い"ってどれくらいあるんだろうか。

本当にかなえたい願いって。

 

おばあちゃんに会いたい、泳げるようになりたい、そういう願いでもいいけど、そうじゃない願いを。

と勝手に考えてしまう。

 

 

いつの間にか考えすぎる

そんな日記帳が手元にあるわけでもなく。

あれこれ考えてしまう。

 

妄想族の楽しみだ。

あれこれ考えるわりに、考えただけで満足する。

願いが叶わないとしたら、これが大きな原因だろう。

 

純粋に"かなえたい願い"があり、それを日記にする。

もし~、とか、やっぱり~、という考えをなくし、ここでいっちょ踏ん張ってやろう。

 

と思うことが、一つのポイントなのかもしれない。

僕にとっては、ブログにあれこれ書くことが、「願いがかなうふしぎな日記」のような役割をしているのだろう。

 

 

文章、表現について思うこと

ストーリー全体を通して感じることではなく。

ポイントポイントで、気にしてしまうことがあった。

 

それは、主人公が「小学5年生」だということ。

主人公の日記が大きなテーマなので、そこで表現される言葉が幼稚なのだ。

至極当然のことなのだが、改めて小学生について考えたことがないので、戸惑ってしまった。

 

自分が小学生だったころのことを、ゆっくりと振り返ってみると。

確かに変な解釈をしていたかもしれない。

大人の今では、話の裏にあるようなことまで汲み取ってしまうが、小学生のときは言われたソレを、表面的なソレを、100%で受けていた。

 

そういう年齢による成長、気持ちの差、気付きについて、作者は"小学生の言葉"で書くことができる。

なんて素晴らしいことなんだろう。

自分が小学生をやっていた経験があるからといって、簡単には表現できない。

 

物語の深み、リアリティ、引き込まれ感、言葉のチョイスが僕には新鮮だったのだ。

 

 

まとめ

まず言いたいことは、Kindle最高!! Kindle Unlimited最高!!

よいコンテンツ、そうでないコンテンツの見極めが大事だ。

しかし、ある程度の経験か、研ぎ澄まされた直観力でもないと、それに気付けない。

 

だからこそ、多くの本に触れるのはよい方法の一つだと思う。

インプットを増やしているけれど、インプットのバランスも大事。

"読書"というインプットが皆無だったスズキにとっては、Kindleが新しい一歩になることだろう。

 

もっといろんな人の文章に触れ合いたいものだ。