こんにちわ、会社員ブロガースズキ(@acogale)です。
最近、働き方の多様化が進んでいますね。
一昔前であれば、年功序列、終身雇用。
これが当たり前でした。
いつの頃からか、転職してステップアップしていく人が増え、独立、起業する人のハードルが低くなる。
同じ会社員でも、通勤電車で毎日出社していたかと思えば、フレックスタイム制が導入されたり、テレワークで在宅勤務ができたりと。
働き方は本当に変わってきた。
自分自身も独立や起業を考えたことがあるし、フリーランスで働いていたこともある。
「雇われる側」で無くなったときに、ふと思うこと。
どうして働いているのか、何に為にやっているのか。
これを強く感じたのだ。
会社員のころ
会社員の頃はお金が欲しかったから。
当時はまだまだ若かったので、他人の為なんて考えることもなかった。
自分が大事だと思う気持ちでいっぱいだったのだ。
もちろん今も会社員なのだが、フリーランスの経験を積んだり、経営者層に近い仕事をしたことで意識は変わってきている。
オーナーシップの考え方を頭の片隅に置くようになった。
フリーランスのころ
会社に属して働きたくなかった。
と、いきがっている自分も好きだった。
「できる」と勘違いした自分自身が、好き勝手に動いていただけ。
フリーランスでなければできない仕事でもないし、強い思いがあったわけでもなく。
現実逃避した結果が、独立だったということ。
販売の神様に出会う
ある本で、販売の神様に出会う。
トヨタ自動車の販売店ネットワークの基礎を築いた実業家だ。
その実業家でもあり、販売の神様でもある神谷正太郎氏の言葉。
それが「経営者には六段階の時期がある」ということ。
経営者には六段階の時期がある。
第一の段階は、社長個人でお金を儲けようとする時期。
第二の段階は、会社として利益を生み、蓄積を考える時期。
第三の段階は、売上高や社員を含めて、会社全体を大きくしたいと願う時期。
第四の段階は、人や組織作りに一生懸命になる時期。
第五の段階は、業界や、世の為、人の為に尽くす時期。
第六の段階は、死んだとき悪口をいわれないように努める時期
自分は、どの段階
経営というのは奥深いモノ。
人のために尽くすというのは、もう五段階目にきているということ。
意外と最後の方のことらしい。
ということは、それを考えられるというのは、スゴいことなのだろうか。
でも実際のところ、世の為、人の為に、、、という人は多いはず。
ありがたい話をする経営者
どうして、世の為、人の為なのか。
をればかりを意識するのか。
講演をしていたり、テレビに出ていたり、雑誌に載っている経営者。
というのは、ベテラン経営者だということ。
もう既に成熟している経営者だからなのかもしれない。
その人が、「世の為、人の為」を思って、多くの人に発信する。
それ自体が、世の為、人の為になるからだろう。
ということは、その経営者の話というのは、ベテラン経営者向けの内容だということ。
改めて自分は何段階目の人間か
特に「経営者」について書いてきたが、これは経営者以外にも当てはまるわけで。
普段の生き方、ライフスタイルも、これに強く繋がるところがある。
ありがたい話を聞くと、神谷氏の言う「第五の段階」だと錯覚してしまう。
でも、そうではない。
まずは「自分の為に」という時期があり、資産や力を蓄える時期がある。
それをさらに強くする時期があり、次に外への発信を打算的にする時期がある。
それを超えると、世の為、人の為に○○してあげたいという時期。
最後は死んでも悔いが無いように、という時期になる。
販売の神様が言う「社長個人でお金を設けようとする時期」
なんといっても原点はここなのだろう。
経営者として、お金儲けをすることは必須条件だ。
カッコイイこと、斜に構えた感じではなく
「オレが金を稼いでやる」
という強い意志が必要なのだ。
それは別に恥ずかしいことでもイヤらしいことでもなく、当たり前の段階。
お金という体力をつける意味でも、まずはお金儲けをしようとする。
いきなりカッコイイことを言っても、実力が伴わない。
まずは、自分自身でお金儲けをしよう。
自分のポジションを見直すこと
カッコいいことを言う人がそこら中にいるので、騙されないように。
変に洗脳されないように。
自分のポジションに合ったやり方が必ずある。
先を行く上司や先輩の話、それは今は役に立たないかもしれない。
上司や先輩と同じポジションになったときに、改めて気付く何かがあるかもしれない。
だから、今の自分をしっかり見つめて、それに合った手段を選ぼう。
今やることを「ちゃんとやる」ことを。
ちゃんとやれ!