スピードが価値になる
クイックレスポンスだ
と言われることが増えた。明らかに世の中の時間の進み方が速くなり、待つことがストレスに感じやすくなった。
相手の要望にすぐに応えられることが価値になる。そう思っていた。
なぜだか分からないが、先輩マネージャーに質問してしまった。普段はそんなことないのに。
「マルチタスクって頭がごちゃごちゃにならないですか?」と。
どうやって対処したらいいのか、僕はまだまだマルチタスクが不慣れなのだ。
その先輩の回答は簡単だった。
「すぐやるしかない」
あれこれ考えていると、その時間で別のタスクが降ってくる。
目の前にあることを、とにかくスピーディーにやっているだけだ。
それが100%の正解じゃないことも付け加えてくれたが。
まさにスピードが価値になっている。
判断する時間さえもったいないのだろう。とにかく打ち返せ、キャッチボールじゃなくてラリーなんだ。
そのスピードの差が、抱えているタスクの量になり、マルチに展開できるかどうか、につながるのだ。
相手が喜ぶからスピーディーに。じゃなくて、自分の判断能力に負担をかけないようにスピーディー。
またひとつ賢くなった。