経験
今まで、どんな経験をしてきましたか。
知らず知らずのうちに、経験値は積み重なっています。
知らず知らずのうちに、できることが増えています。
ある課題を与えられたときに、ゴールまでの道筋が見えることがあります。
それは、経験値が増えている証拠です。
すごく簡単なことなのに、何をしていいのか分からないことがあります。
参考書を開かないとできないこともあります。
それは、まだまだ未熟ということです。
例
例えば「カレーを作ろう」と言われたとき。
「お買い物に行く、作る、完成する」
のが、どれくらいかかるのか、分かる人と分からない人がいます。
5人分のカレー、いくらくらいでできるのでしょうか。
何時間くらいかかるのでしょうか。
僕は検討がつかないです。
カレー作りに対する経験値が低いのです。
低ければ低いなりに頑張ります。
クックパッドを見たり、カレールーの箱裏を読んだりして、材料をそろえていきます。
書いてある通りに作ってみます。
当たり障りのない普通のカレーができます。
経験さえあれば、オリジナルな味付けができたり、キレイな盛り付け、気の利いた飲み物やサイドメニューまで作れます。
例2
一方で、僕が得意なこともあります。
例えば自作PCを作ろうとしたとき。
「○○万円くらいで、半日あれば完成するよ」
と言うことができます。
どこに行けばパーツが揃うか、どの程度のスペックで折り合いをつけるのか提案もできます。
カレーは作れないけど、パソコンは作れるわけです。
その人にとっては、朝飯前のことでも、別の人にとってはハードルが高いこと、たくさんありますよね。
強み
自分の強み、好きなこと、得意なこと。
そこはしっかりと表現していく必要があります。
できないこと、困っていること、わからないことは、頼ればいいのです。
そのバランスが大事ですが、できることは本当にすごいこと。
当たり前のように自分ができることが「できない」人がたくさんいるんですよ。
カレーだけじゃなく、オムレツもつくれないし、散らし寿司も作れない、茶碗蒸しやティラミスも作れません。
レシピを見ながら、初心者と同じように作ります。
その程度が大事
バカじゃないの??その程度のことできないの??と思われることもあります。
でも、できないんですよ、しょうがないことです。
あなたのできること、何がありますか。
当たり前にできていること、それが強みになることがたくさんあるんですよね。