何かに熱中している、何かに集中している。
そんなときはトイレに行くことさえ惜しくなる。
ゴハンだって蔑ろになる。
そのくらい没頭できること、好きなことがあるということ。
そんなあの頃に戻りたい。
毎日ちゃんとゴハンを食べて、しっかり寝る。
そんな生活は安定していて心地よいけれど、だからこそ燃えていたときの自分が懐かしくなるのかもしれない。
がむしゃらにアホみたいに突っ走っていたときを思い出しながら、また自分に火をつけるんだろう。
そのスイッチが入らなくなった今は、何をしていけばいいのか。
別に寝る時間を、食事の時間を、トイレの時間を使うことが全てじゃない。
健康は大切だから、無理をする必要はないんだけれど。
そこに「惜しい」という気持ちが無くなってしまった。ただそれだけのことだ。