こんばんわ。すずきです。
最近、のんびり映画を見るのも好きです。
タブレットで、噂のビデオパスで映画を見ています。
寝る前に再生して、気づいたら寝ている。
だから、1本見終わるのに、3~4日かかります。
そんな中でやっと見終わったのは
「マエストロ!」
さそうあきらさんの漫画「マエストロ」が原作になっている。
マエストロ 新装版 コミック 全3巻セット (アクションコミックス)
- 作者: さそうあきら
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/07/19
- メディア: コミック
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スポンサーの倒産によって、解散したオーケストラが再結成。
という感じの映画。
感想としては、ながら見するにはちょうどいい。という感じ。
真剣には見れないですねー。それはこの映画に限らず、
音楽系、特にクラシック系の映画というのは、
音にこだわったような場面が出てくる。
もっと艶やかに、とか、もっと重厚な、とか。
そういった感覚が、実際に「音」で聴くと
それはリアルなものなのか。と思ってしまう。
コミックだから自分の頭の中で壮大に鳴っていた音が、
目の前のスピーカーから出た瞬間に、
なんだかそれは映画の音になってしまって、その場面にのめり込めない。
音楽の映画は、そういう意味で苦手。
でも音楽は好き。クラシックもオーケストラも好き。
良い音で聴きたいと思うし、そこに没頭したいとも思う。
リアルな響きだからこそ、胸に伝わるものがあるのかなぁって思うと。
この映画の中のフルートも、そう思ってしまう。
映画の長さとしては、短い方じゃないだろうか。
2時間とか、3時間とか、そういうことじゃなくて、
映画の中の始まりから終わりまでの期間とでも言えばいいかな。
もう少し演奏会があってもいいなぁって思うし、
もう少し話の広がりがあってもいいかなぁって思う。
伝えたいことたくさんあるけど2時間だと難しい。そんな感じ。
現実と比較してしまうところも、自分の残念なところ。
ギャラの話をしないで演奏に来る人たちがいるのかどうか。とか。
電話一本で集まるのだろうか。とか。
僕は音楽家じゃないので、その辺の本当の事情はよくわからないけど、
ストーリーを通して、もう少し違うまとめ方ができたんじゃないか。
と思う。
漫画は読んだことがないし、たまたまビデオパスでやってただけだから
作者や、作り手のことはよくわかっていない。
だからこそ1回見ただけだと、あまり強く印象に残らない。
何度か見ることで上手く隠されている伏線のようなものが
発見できるかもしれないし、違った一面があるかもしれない。
でも、やっぱり物足りなかった。
爆発するようなエピソードも無ければ、
音楽的な知識が増える訳でも無く、
クラシックな音楽がたくさん聴ける訳でも無かった。
まだまだ気付いていない面白さがあるのか、
ただそれだけの映画なのか。
これは、5回くらい見たあとに分かること。
星が5つあるなら今回は星2つ。
ではでは。