スマートフォンのおかげで、券売機に並ばなくなった。
特急券も新幹線も、スマホで予約できるからだ。
EX-ICのアプリを入れ、モバイルSuicaを使う。
新幹線に乗る前、地下鉄や在来線の中で予約ができ、そのまま改札口に向かうことができる。
もちろんデメリットがあることは承知している。
在来線と新幹線の距離が通算されないため割高になったり、特急の乗り継ぎ割引がなかったり。
ICカードやモバイルSuicaの定期券外区間を乗ると、振り替え輸送の対象外だったり。
とはいえ、券売機で待たなくていいのはメリットが大きい。
JR東日本の特急では、チケットレスで乗車することができる。
これもネットで購入することができるし、区間によってはずいぶん安く買うことも。
名鉄や近鉄などの私鉄もチケットレスに対応している。
特急料金はスマホで払って、乗車券の区間はICカードで支払えばいい。
家族がいたり、こども運賃があったり、割引運賃だったり、もちろん対象外のことだってあるし、券売機で購入したほうが安かったりすることもある。
また、サンライズのような寝台列車や一部列車については券売機でも買うことができない。
とすれば、窓口に並ぶ必要があるのだけど。
券売機の操作方法が分からない人もいれば、どの経路で切符を買ったらいいのか分からない人もいる。
定期券の購入や、各種払い戻しなどなど。
窓口でなくても、券売機の前でずっと悩んでいる人がいる一方で、QRコードで手配済み切符の受け取りだけしたい人もいる。
あまりにもスキル差があると、それはそれでやっかいなことになるので。
うまく平準化してほしいし、もっと上手にやってほしいものだ。
