ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

後回しにする癖で目の前のきっかけに気付かず、チャンスを逃しているのは自分だった

ここ最近、人生の歯車が噛み合っていない気がしている。何か悪いことが起きているわけではなく、色んなものから避けられているような感覚だ。

手ごたえが薄い、達成感がない。そんな日が続いている。

 

何か面白いことはないだろうか。ふとそんなことを考えてしまった。読みたい特集があったわけではないが、本棚の中から何気なく手に取ったのは今年の2月1日号のBRUTUSだった。 

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編集長の西田さんが好きだから、ただただ勢いだけで買うことが多いBRUTUS。amazonで別の雑誌を買うときに「2,000円以上」みたいな縛りがあったので、追加したのがこの号だった。

 

2か月経ってようやく開いたページを見て。そこには後悔しかなかった。 

ぱっと開いたところは24ページ、右側に写真、左側にテキストが載った対談記事。

 

対談していたのはオオヤコーヒー焙煎所のオオヤミノルさんと、御菓子司 中村軒の中村亮太さんだった。

 

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オオヤミノルさんが主宰しているcafe gewaは1週間前に行ってきたばかり。なんとなく名前を聞いたことがあっただけで、オオヤコーヒー焙煎所も、オオヤミノルさんのこともよく知らなかった。

 

blog.aco-gale.com

 

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中村亮太さんは京都・桂の和菓子屋さん御菓子司 中村軒の5代目。このお店のことはツイッターで初めて知ることになる。3月の後半、よもぎ団子が入ったぜんざいをツイートしている方を見かけたのがきっかけだ。

 

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オオヤコーヒー焙煎所も、中村軒も、それを知ったのは最近のこと。どちらのお店も非常に興味深くて、心をくすぐられる内容だった。

BRUTUSを手に入れたのは今年の2月。どうして2カ月間も放置しておいたのだ、と後悔しかない。

2月のうちに読んでおけば、cafe gewaに行ったときも、中村軒のことも、もっと早くに知れたのに。

 

*

 

本を買うことで、何かを知るきっかけがやってきた。実は身の回りはきっかけだらけなのかもしれない。アンテナをちゃんと張って、自分で情報の取捨選択をして、その次の行動に活かす。

 

きっかけが、次のチャンスになり、欲しかったものが手に入る。それを確実にするためには。

早め早めに行動するしかない。BRUTUSを2か月置いておく理由なんてないのだから。

 

今となっては、「あの時に読んでおけば、、、」と思うばかり。

後回しにする癖が抜けていないようだ。「今」を大切にできるように、後回しにしないようにと、改めて感じたのだった。

 

インタビュー記事を読んだのか、講演会で聴いたのか記憶が曖昧なのだけど、BRUTUSの編集長 西田善太さんが言っていた言葉がある。

「数年後に評価される雑誌を作っているんじゃない」

ということ。

 

「今」のタイミングが大事で、「今」に合わせて雑誌も出ているのだろう。特に鮮度がある雑誌ならなおさらのこと。

コラボしたイベント情報とか載っていたのに、そのイベントに行きたかったのに。と今になって思うのも、もったいないことだ。

 

やっぱり、後回しにする癖を変えていかないと、このモヤモヤは晴れないのだと強く感じた。

中村軒さんに行こうと決めていたのに、後回しにしてしまった。4月20日からは夏のメニューが始まるとか。お汁粉やおぜんざいの冬のメニューはもう終わってしまう。10月まで待つなんて、気が遠くなりそうだから、あと数日でキメたいところなのだけど。

 

BRUTUS(ブルータス) 2019年2月1日号 No.885 [おいしいコーヒーの教科書2019]

BRUTUS(ブルータス) 2019年2月1日号 No.885 [おいしいコーヒーの教科書2019]