1日は24時間。
その24時間は基本的にみんな同じ。相対性理論は気にしないでおく。
その24時間をどれくらい使おうか、それは個人の判断による。
6時間寝る人もいれば、9時間寝る人もいる。
4時間働く人もいれば、15時間働く人もいる。
総量が決まっているから、なににどれだけ使うか、それはあなた自身が決めること。
総量が決まっているというのは、時間だけではない。
好き、嫌い、楽しい、面白い。そんな感情も、総量が決まっている。
あることに熱中してしまえば、他が疎かになる。
日常生活でも、ポケットの量は決まっているし、持ち運びできるガジェットの量も決まっている。
その中で、なにをどれだけ選ぶのか。
その違いが、ひとそれぞれの面白さになる。
何かを精一杯楽しめば、何かをあきらめたり妥協しなきゃいけないシーンだってある。
その決断が自分自身でできているのであれば、納得できるのだろうけど。
総量が決まっているから、なににどれだけ分配するかを、自分自身で選ばなきゃいけない。
その「選ぶ」という行為も総量が決まっている。
だから、選ばない選択も視野に入れて、自分ができることに限度があるのだから。
なににどれだけ分配するか。自分自身でしっかり決めていこうと思った。
- 作者: 近藤麻理恵
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