時間の切り売りも大変だけど、自分の切り売りのほうが大変だよ

ブログが続かない理由の一つに「自分の切り売り」があると思っている。

自分をネタに記事を書けば、調査も検証もいらない。

昔は〇〇だったんだ、こんなつらい過去があったけど。

みたいに、自分のことはどれだけでも書ける。

そうやってブログを書いていくと、ぶち当たる問題がある。

それは「自分を切り売りしすぎた」問題。

自分をネタにすればするほど、限界が早くきてしまう。

それは、自分自身のネタがなくなってしまうこと。隠しておきたい部分があること。

本来、自分というものはパーソナルなものなのに。ブログを通じてパブリックなものにしてしまう。

どこかで無理が生じて、耐えられなくなる。

鋼のメンタルがあれば別だけれど。

「時間を切り売りして稼ぐのは嫌だ」と言っていた人は、自分を切り売りして消耗していく。

専門の知識や、興味がある分野に精通していれば、それをネタにブログを書くことができる。

あなたの得意なものって何がある？それを自分で認識して、広く伝えようとしているのでなければ、安易に雑記ブログに走ってしまう。もしくは借金の話とか。

切り売りするネタがなくなったとき、自分のプライベートは無くなっている。

本当にそれでいいのだろうか。

自分のことを語るときは覚悟が必要だし、それなら他の何かをクローズアップしたほうが、その人にとって健全なのかもしれない。

何かを切り売りしなきゃいけないのであれば、自分自身より知識や経験を切り売りしたほうがいいと思うよ。

最短距離で作家になる方法　文章のイロハから出版社に企画書を提出するまで！