こういうことを言うのは恥ずかしい。
けれども、ゴールはここにあるような気がしている。
「周りの人が笑顔になってほしい」
それを最初に考えたのは20歳のころ。
「変更してもいいから、とりあえず軸を持ったほうがいいよ」
と先輩に言われて、周りの人が笑顔になってほしいな、なんて思った。
数年前、あるトークショーで。
まずは自分が楽しむことじゃないかな?なんて問いを投げかけられた。
「そうそう、その通り」と思ってしまった僕は、「周りの人が笑顔になってほしい」から、「まずは自分が楽しもう」に軸を変えた。
自分が楽しむことはなんだろう。といろいろ考えていた。でも、そこに答えは出てこなかった。
あれこれやってみて、一人で飛び出してみて、いろいろと悩んだけれど。
自分が楽しむには「誰か」が必要だったみたい。
キャッチボールのように、僕が投げた球を、返してくれる。
そこに楽しみやうれしさがあったんだと思う。
自分の提案を受け入れてもらった。何かしらプラスの方向に効果がある。
その反応が面白かったんだと思う。
だから、やっぱり、周りの人が笑顔になっている状態。を作っていければ、僕は楽しいんだろうなって。
相手を鏡にしながら、自分自身が背筋を伸ばせる、そんなきっかけになっているみたいだから。
楽しませられる人になりたいし、エンターテイナーになりたい。
なりたいから、なってみようと思う。