完璧を求めすぎないこと。
とりあえずやっちゃえ!で大丈夫だから。
そんな優しい言葉をかけられてきた。「打席にどれだけ立つか」が重要で、練習ばかりしていたところで打席に立たなかったら意味が無い。
とりあえず、とりあえずで、好き勝手やってきた。それが良いと思っていたし、調子に乗っていたところもある。
あるサイトでコラムを書くことにした。
タイトルや見出し、内容をまとめて、何度か構成も考え直して。これでいけるぞ。と思った。
そういえば、似たような内容のことを、ライターの先輩氏が有料noteで書いていたな。昨年の1月のこと。1年半前のnoteだった。
そのnoteを読んでいると、太刀打ちできない。同じフィールドに立っていないのだ。
明らかに分量も多いし、中身も濃い。具体例が挙がっていて、まさに教科書のようなものに仕上がっている。
このnoteを何度も読んで、僕の中で噛み砕いたつもりだったのに。なんとなくできるようになったから、勢いだけで一歩踏み出してしまった自分がいたから。
深い内容で書いてあったnoteのことなんて忘れてしまっていた。
目的やゴール、何を補ったら良いか、どんなスタイルがあるか。
それがきっちりまとまっている。まとまった文章を書けるのはすごいと思った。
とりあえずいっとけ!という気持ちで、突っ走っていた僕を「ちょっと待った」と止めてくれた。
恥ずかしいものを晒してしまうところだった。
なぜなら「このくらいでいいかな」という気持ちで、僕自身が動いてしまっていたから。
慣れるということは怖いこと。本来のクオリティを担保していないような気がしている。
僕が周りから求められない理由はここにあったのだろう。
ここぞ!というところで踏ん張れるか、普段から100%のクオリティ、120%のクオリティで納品できているか。
「このくらいでいいかな」なんて思わないようにしよう。
全力投球できるように、もっと全力投球していこうと思った。